新型コロナウイルス対策(公衆衛生省記者会見ポイント:14日)

ベルギーにお住まいの皆様、及びたびレジ登録者の皆様へ

本日14日11時、公衆衛生省による記者会見が行われましたところ、主なポイントを以下のとおり御案内いたします。

(参考アドレス:ベルギー公衆衛生省による記者会見動画)

https://www.info-coronavirus.be/en/live-pressconferences/   

【冒頭】

●全般的に、感染率、新規入院者数は今も高止まりしたまま。フランダース地域では微増している。

●入院者数は減少し続けているが、少なくとも他の指標が(減少へと)変わらなければ、数週間後には入院者数も(減少が)停滞するであろうと考えられる。

【新規感染者】

●ここ7日間の1日当たり平均感染者数は2,231名で、(前週と比較して)3%増加。これは主にフランダース地域での増加率が8%であった事実に関連している。ブリュッセル首都圏地域及びワロン地域では、新規感染者数は現在減少しているが、そのペースは前週よりも遅く、前者は13%減、後者は2%減となっている。

●増加傾向は西フランダース州及び東フランダース州でより目立ち、共に10%を超える増加率である他、アントワープ州でも近い増加率となっている(それぞれ12%、11%、8%)。エノー州、ナミュール州でも増加しているが、増加率はそれほど高くない(それぞれ3%、2%)。他方、リュクサンブール州では16%減、フラームス・ブラバント州では1%減となっている。

●年齢層に関しては、青少年(10歳代)、20歳代の若者、及び90歳代以上の層で、感染者数の限定的な減少が見られる。その一方で、他の年齢層では感染者数がむしろ増加している。この増加は、10歳未満の層で目立っており、週平均で21%の増加となっているが、総数は少なく、新規感染者全体の5%未満であることを強調しなければならない。

●絶対数に関しては、感染者の大部分は20歳代、30歳代、40歳代、50歳代であり、各年齢層グループが全体の14%ずつを占めている。

●州別で見ると、地図上ではまだら模様であり、年齢層別の傾向も異なっているが、なぜこのようなことが起きているのかは明らかではない。

【新規入院者】

●新規入院者数に関しては、2%減と微かな減少であり、ほぼ停滞している。ここ7日間での1日当たり平均人数は185名であり、前週は同189名であった。

●この停滞(した数値)には、州による大きな差異が隠れている。フランダース地域では3%増、ブリュッセル首都圏地域では13%減、ワロン地域では6%減となっている。州別で見ると、リエージュ州、エノー州、リンブルフ州で減少している。

●現在の入院者数は2,832名、うち617名が集中治療患者である。総入院者数は減少し続けているが、そのペースは遅い。入院者数は前週と比較して12%減、集中治療患者数は同17%減となっている。西フランダース州では、一般病棟と集中治療室の両方の患者数が微増となっている。

【死亡者】

●死亡者数に関しては、幸いなことに減少し続けており、1日当たり平均90名、(前週と比較して)19%減少となっている。

【その他】

●次回の記者会見は12/16(水)11時予定。

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