【注意喚起】新型コロナウイルスについて(その126:新規感染者数等が高い水準で推移)

●1日あたりの新規感染者数が8,201名、重症者数が5,739名に達しました。いずれも昨日より減少していますが、引き続き高い数値で推移していますので、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

1 イラン厚生省の発表によりますと、本日(12日)の感染者数等は、以下のとおりです。

(1)新規症例件数:    8,201名(うち1,286名が入院)

(2)累積症例件数:1,100,818名

(3)新規死者数:       221名

(4)累積死者数:    51,949名

(5)累積治癒数:   800,843名

(6)重症者数:      5,739名

(7)検査実施件数:6,657,974件

2 1日あたりの新規感染者数が8,201名、重症者数が5,739名に達しました。いずれも昨日より減少していますが、引き続き高い数値で推移していますが、引き続き高い数値で推移しています。

3 本日(12日)の当地における主な新型コロナウイルス関連報道は、以下のとおりです。

(1)ラーリー厚生省報道官発言

ア 現在、12の郡がレッド状態、231の郡がオレンジ状態、205の郡がイエロー状態である。ファールス州のザリーンダシュト郡、ケルマーン州のバーフト郡、ゴレスタン州のゴミシャン郡、ギーラーン州のアスタラ郡、バンダルアンザリー郡、ルードサル郡、ターリシュ郡、マーザンダラン州のアーモル郡、ベヘシャフル郡、ラームサル郡、ガルーガー郡、ネカー郡がレッド状態である。

イ アーザル月第三週(=12月5日〜11日)の陽性患者の平均入院患者数は10万人中13.5人で、イーラーム、アルダビール、テヘラン、ゴレスタンの各州では件数が著しく多かった。また、12月5日〜11日の新型コロナウイルスによる平均死者数は100万人中30.5人で、死者数が多かったのはアルダビール、ヤズド、ザンジャーン、西アゼルバイジャン、イーラームの各州であった。

ウ 新型コロナウイルスに感染した入院患者のグラフは北部の一部州で上昇傾向にある。従って、国内のこの病気(=新型コロナウイルス)の状況は、過去数週間と比較して改善しているが、引き続き不安定かつセンシティブ、脆弱な状況で、いかなる場合も良好であると想定してはならない。

(2)ローハニ大統領発言

ア アーバーン月(10月下旬〜11月中旬)とアーザル月(11月下旬〜12月中旬)に実施された措置により、新型コロナウイルスの状況はいくつかの例外を除き、ほとんどの州の地域で減少傾向であり、これはたいへん希望が持てる傾向であった。

イ シャベ・ヤルダー(注:冬至。イランでは冬至に家族で集まる習慣がある)はこの良好な状況を真逆にし、破壊する可能性がある。集まった家族のうち一人でも感染していると、全員が感染する可能性があり、シャベ・ヤルダーの2週間後には新しい感染の波と死者数増加の波が来る可能性がある。

(3)ライースィ国家新型コロナウイルス対策本部報道官発言

ア 感染の51%が家庭内感染である。

イ 夜間外出禁止により、600,000の自動車に罰金が科された。また都市間移動の制限では772,000の自動車が引き返すことを命じられ、200万の自動車に通知がなされ、23,000の店舗・事業所が閉鎖された。

4 カテゴリーの説明

(1)イエロー:PCR検査で陽性の入院者数が、4人/10万人

(2)オレンジ:PCR検査で陽性の入院者数が、6人/10万人

(3)レッド:PCR検査で陽性の入院者数が、10人/10万人

5 最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防のため最大限の注意を払って下さい。

(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。

(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。

(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。

6 その他関連サイト

(1)厚生労働省ホームページによる周知

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ア 新型コロナウイルスを防ぐためには

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf

イ 一般的な感染症対策について

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf

(2)国立感染症研究所ホームページ

https://www.niid.go.jp/niid/ja/

(3)外務省海外安全ホームページ

【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html

感染症危険情報】イラン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0

7 連絡先及び問合せ先

在イラン日本国大使館 領事班

電話:+98-21-22660710(代表)

FAX:+98-21-22660746

e-mail:consular@th.mofa.go.jp

HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html

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