一部の国内報道では、ウランバートル市バヤンズルフ区の住民を対象に一世帯当たり一人を選定し、新型コロナウイルス感染症に関する検査を実施する等と報じられています。
当館がバヤンズルフ区専門監察庁に確認したところ、
・同施策の目的は区内における新型コロナウイルス感染症の拡大を予防することにある
・検査(PCR検査か新型コロナウイルス感染症の迅速抗原検査かは未定)の対象となるのは、1.稼働が許可されている業種すなわち他人と接触する可能性がある業種に就いている人(医療従事者、食料品販売店の店員、公的機関で働く人など。)がいる世帯、2.家族の人数が極端に多く大人数が同じ家で居住するなど集団感染のリスクが高い世帯、であり区内の全世帯を対象に検査を実施するものではない
・検査の対象となる世帯は区が選定し、各ホロー事務所が直接、電話でお知らせする
・電話がかかってこない世帯は検査を受ける必要はない
・外国人のうち検査の実施を強く希望する者に対しては対象外であっても検査の実施を検討する
とのことでした。
したがって、同区にお住いの在留邦人の方は、各ホローからの連絡が無い限り、自ら検査を受けに行く必要はありません。
モンゴル国内では、11月に入り国内における人から人への感染事例が初めて報告されました。モンゴル国内における新型コロナウイルス感染症の患者数(累計症例数)は日々増加しており、20日余りで400人以上の新規感染者が確認されています。(12月4日午前の保健省発表によれば、457人が治療中です。)
在留邦人及び邦人短期渡航者の皆様におかれましては、不要不急の外出を控える等、感染予防に努めて下さい。あわせて、報道、当館ホームページ及び領事メール等により、関連情報の収集を心がけていただくとともに、一部SNS等では不正確な情報が発信されることもありますので、ご注意していただきますようお願い申し上げます。
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