ハリケーンIOTA(イオタ)関連情報

米国ナショナル・ハリケーン・センター及び政府系広報(El 19)等によれば,カリブ海で発生したハリケーンIOTA(イオタ)は,今夜16日(月),シンプソンスケールの最大の強度を示すカテゴリー5(多くの建物で屋根が壊れる。海岸線の近くでは洪水が発生)の勢力を保ったままニカラグアに上陸することが予想されます。

同ハリケーンの影響により,突然の「河川の氾濫」,「大雨」,「洪水」,「地滑り」,「建物の倒壊」が発生する可能性があります。

最新の気象情報入手に努め,警報等に従って事前の避難等,十分な安全確保に努めて下さい。

1 今後のハリケーンIOTA(イオタ)の状況,見通し等

(1)米国ナショナル・ハリケーン・センターは,16日(月)午前9時,カリブ海沖において形成されているハリケーンIOTA(イオタ)の強度を,シンプソンスケール最高のカテゴリー5に指定しました。

※ シンプソンスケールにおけるカテゴリー5(最大風速:時速250km)

・多くの建物で屋根が壊れる。海岸線の近くでは洪水が発生

・日本の「猛烈な台風・クラス5」に相当

(2)同ハリケーンは,16日(月)夜に,カテゴリー5の勢力を保ったままビルウィ市付近に上陸する見込みです。 (カリブ海港湾都市

(3)上陸後,ハリケーンの状態のままビルウィ市,ワスパン市,トリアングロ・ミネロ市を通過すると予想されています。

(4)その後,熱帯低気圧になりヒノテガ県サンホセ・デ・ボカイ市,ヌエバセゴビア県ウィリリ市を通過してホンジュラスに抜ける見通しです。

2 同ハリケーンにより,「突然の増水による河川の氾濫」,「洪水」,「土砂崩れ」,「道路の冠水」,「突風による建物の倒壊,倒木」等の恐れがありますので,最新の気象情報の入手に努め,警報等に従い,事前の避難等十分な安全確保に努めて下さい。

【参考ホームページ】

・INETER(ニカラグア国土地理院HP)http://www.ineter.gob.ni/

・SINAPRED(国家防災対策機構HP)http://www.sinapred.gob.ni/

・EL19Digital(当国広報HP)http://www.el19digital.com/

・TN8(政府系報道)https://www.tn8.tv/

【問い合わせ先】

ニカラグア日本国大使館 領事班

Embajada del Japon en Nicaragua, Encargado consular

TEL:(505)2266-8668〜8671 FAX:(505)2266-8566

MAIL: consuladojp@mg.mofa.go.jp

緊急時:(505)8853-3130