●9月20日深夜(当館注:21日)から警戒レベル1になり、10月1日から国境閉鎖が解除されると発表がありました。
1.西ケープ州保健局は、同州での新たな感染者は153名増の累計108039名、新たな死亡者は8名増の累計4087名と発表しています。
https://coronavirus.westerncape.gov.za/news
また、南ア全体では、感染者653444名(1923名増)、死亡者15705名(64名増)です(州の発表と国の発表に誤差があります)。
2.帰還臨時便について
国境閉鎖継続の中、例外的に可能とされる帰還便での帰国を希望される方は9月1日付の領事館からのメールをご参照ください(ケープ発のみを案内します)。
昨日の発表を受け、10月1日からの定期商業便(退避便からの変更を含む)が発表がされつつありますのでご注目下さい。
なお、帰還臨時便の中ではオランダ航空(KLM)が最も実績があります。
(参考)PCR検査陰性証明について
日本人の場合、日本入国に際しPCR検査陰性証明の提出は不要です。
但し、下記3.のとおり南ア入国に際し新たに求められます。
また、エミレーツ等航空会社や経由地の空港(ドバイ空港)によっては国籍に関係なく必要となる場合もあります(但し、現在のところ、KLM並びにアムステルダム空港は不要です)。
外国人の場合、日本入国に際しPCR検査陰性証明の提出が必要です。
詳細は、在南アフリカ日本国大使館HPにてご確認ください。
https://www.za.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid19.html
3.昨晩ラマポーザ大統領は演説を行い、9月20日(日)深夜(当館注:21日(月))からの警戒レベル1への移行及び10月1日(木)からの国境閉鎖の解除するとの発表を行いました。
詳細については、数日中に関係閣僚が発表・官報で告示される予定であり、判明し次第大使館からのメールにてお知らせいたします。
【警戒レベル1の内容】
・集会の制限がさらに緩和される。(社会的、宗教的、政治的、その他の集会は、 会場の通常の収容人数の50%を超えてはならず、上限は屋内集会の場合は 250人、屋外集会の場合は 500人まで)
・葬儀の上限50人を100人に変更。寝ずの通夜は依然として禁止。
・スポーツジムや劇場などの運動、レクリエーション、娯楽のための場所の上限人数を50人から床面積のキャパの50%に変更。
・スポーツイベントに関する既存の制限は引き続き適用される(注:観客の観戦は引き続き禁止)。
・夜間外出禁止令は24時から翌朝4時まで。
・アルコールの販売は月曜から金曜日の午前9時から午後5時まで。
・アルコールのオンサイト消費は夜間外出禁止時間以外であれば許可。
※その他詳細は、数日中に関係閣僚が発表。
【国境閉鎖の解除】
・10月1日からビジネス、レジャー、その他の旅行のために南ア出入国を許可する予定。ただし感染ハイリスク国からの入国及び出国については制限される(ハイリスク国リストは後程公表)。
・旅行者が利用できるのは、ロックダウン中も使用可能であった陸路の国境か、3つの主要空港(キング・シャカ、ORタンボ、ケープタウン国際空港)のみ。
・旅行者は南ア入国時に出発の72時間以内の COVID-19 検査陰性結果を提示することが必要。出発前にCOVID-19検査を行っていない場合は、南ア到着後、自己負担で強制隔離施設に滞在する必要がある。
・旅行者はCOVIDAlert アプリの利用が求められる。
・在外の南ア大使館におけるビザ申請とすべての長期ビザが復活する。
※その他詳細は、数日中に関係閣僚が発表。
【その他】
3月15日の国家災害事態宣言発動から半年が経過したラマポーザ大統領の演説でした。
未曽有の新型コロナウィルス危機における最も厳しい状態を乗り切ることが出来たとしつつ、多くの人命を救うことが出来たとして(注:保険会社Discoveryの試算では1万6千人)、苦難を耐えた国民の団結と連帯、フロントライン関係者の献身的な貢献を讃えています。他方、第2波は何としても回避するため、責任ある行動の継続、検査体制の再強化、COVIDAlert アプリの利用を呼び掛けてます。その上で、経済再生に向けた国民の努力を訴え、政府として汚職撲滅・女性への暴力追放といった社会矛盾に取り組む決意を表明しています。
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在ケープタウン領事事務所
電話:(国番号27)-(0)21-425-1695
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