大使館からのお知らせ（新型コロナウイルス感染症についての注意喚起（3月３日１７：００現在））

● 新型コロナウィルスの感染症例が複数の国及び地域で報告されておりますが，3月３日時点で，ボスニア・ヘルツェゴビナ国内での発生は確認されておりません。

● しかしながら，現在，当国入国審査において，質問票に滞在先や連絡先の記入を求める等による対応を講じる状態となっております。当地滞在者の一時帰国後及び当地へのご旅行に際して，対応を求められることとなりますのでご注意ください。また，報道などでの情報の入手をつとめるとともに感染予防にご注意ください。

詳細について，下記の内容をよくお読みください。

１　現在，ボスニア・ヘルツェゴビナ国内における新型コロナウイルスの感染症の発生は認められておりませんが，現在の状況を受け，サラエボ国際空港において，全到着便の搭乗客について，健康状態，ボスニア・ヘルツェゴビナにおける滞在先，滞在人数，滞在期間，連絡先に関する質問票の記入・提出を求めることとなっております。なお，各陸路国境施設においても同様の措置が執られているという情報もございます。

２　ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦公衆衛生局のウェブサイトにて注意喚起を行っており，感染予防を呼びかけておりますので，以下の点にご注意ください。

（１）発熱や咳等の症状がある人物との密接な接触は避けてください。

（２）市場等を含め，動物や動物の死骸等との接触は避けてください。

（３）調理の不十分なものまたは生肉の摂食はしないでください。

（４）石けんまたはアルコール消毒液で定期的に手洗いを行ってください。

（５）呼吸器感染症の症状（発熱，咳，呼吸困難）等がある場合には，すぐに医療機関を受診することをお勧めします。

（６）呼吸器の病気にかかっている人は鼻と口を覆うようにマスクをし，咳やくしゃみをするときはティッシュベーパー等を当ててください。

【参考】

●ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦公衆衛生局（渡航者注意喚起：英語）

https://www.zzjzfbih.ba/coronavirus-2019-ncov-travellers-advice/

●日本厚生労働省

○新型コロナウイルスに関するＱ＆Ａ