道路上の置き石による強盗未遂事件の発生

●先週末、在留邦人が高速道路への置き石により、強盗未遂事件が発生しましたので、十分注意してください。

【本文】

 先週15日(金)19時45分頃、在留邦人がダーバンのM7高速道路を走行中、路上に置き石があり、気付いた際には置き石を回避できず、車底に接触し、車両を破損する事案が発生しました。なお、この邦人は、事故現場近辺の治安があまり良くないことを認識していたことから、車両を停車せず、そのまま徐行により帰宅できましたが、仮に置き石の手前、または、接触後に車両を停車して車外に出た場合、物陰に隠れた犯人らの襲撃に遭っていた可能性もありました。

 つきましては、当地においては、故意に停車させた車両を襲撃する事件が多発しており、種類も多種にわたりますので、以下2の安全対策を講じるようにしてください。

1 車両を停車させる手段

(1)路上への置き石

(2)車をわざとぶつける。

(3)路上に釘などをまいてタイヤをパンクさせる。

(4)橋の上などからの投石。

2 対策

(1)パンク等があっても、可能な限りすぐには停車せず、安全な場所まで走行し続ける。

(2)置き石、投石等がしにくいため、なるべく、センターラインよりの車線を走行する。3車線以上の場合には、真ん中の車線を走行する。

(3)前後、左右に不審な車両や集団がいないか、周囲を常に警戒する。また、走行する場所の環境や情勢を事前に理解した上で運転する。

(4)交通量が比較的多く、明るい道を選ぶ。

3 お願い

  万一、事件事故等に巻き込まれた場合、また、未遂であったとしても、その概要を在南アフリカ日本国大使館に連絡してください。

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〇在南アフリカ日本国大使館

 HP: http://www.za.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 住所: 259 Baines St, Cnr Frans Oerder St, Groenkloof, Pretoria

 電話: +27 12 452 1500 領事・警備

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