在留邦人の皆様へ:新型コロナウイルス関連情報(12月4日)

 12月4日までのカザフスタンにおける新型コロナウイルス関連情報は以下のとおりです。

1 カザフスタン国内感染者数等

●感染者累計数は134,706名です。

●死亡者累計数は1,990名です。

●快復者累計数は118,643名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎患者累計数は42,680名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎死亡者累計数は448名です。

●COVID-19の兆候がある肺炎快復者累計数は30,792名です。

(参考1)州・直轄市ごとの感染者数等、詳細は下記のカザフスタン政府コロナウイルス対策ページから参照可能です。

https://www.coronavirus2020.kz/ru

(参考2)世界各国のCOVID-19感染者数(WHO作成)は下記から参照可能です。

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports/

2 カザフスタン国内の新型コロナウイルスに関する発表及び報道は以下のとおりです。

(注)以下は、一般的事項及び在留邦人のおられる都市の情報を中心に作成しています。

(1)新規感染者数

●11月30日に新規に確認された感染者数は689名です。

●12月1日に新規に確認された感染者数は770名です。

●12月2日に新規に確認された感染者数は769名です。

●12月3日に新規に確認された感染者数は819名です。

(2)検疫・医療等

●東カザフスタン州知事は2日、同州におけるコロナウイルス感染状況の改善に関して、以下のとおり発言しました。

◎同知事は、自身のフェイスブックのページに、同州におけるコロナウイルス感染率の水準が「レッド」ゾーンから「イエロー」ゾーンに移行した旨投稿し、「我々は、全体的な努力と東カザフスタン州住民の高い責任感のおかげでCOVID-19感染拡大の水準を低下させることができた。本日の時点で同州におけるコロナウイルスの感染率は危機的レベルよりも低い。11月初めと比べて再生産(R)数は1.85から0.84まで低下し、病床使用率は31.1%から14.5%まで低下した。重症化感染者数は11月7日時点では353名であったが、昨12月1日の時点で73名まで減少した」と述べました。

◎知事は、「同州が、医療疫学チームの活動を調整する(感染)局地化センターを通じた感染連鎖の追跡・遮断システムを開発した」と述べました。11月1日以降、584の医療疫学チームが3500か所の感染源にて2万1618人の接触者を対象とする感染予防措置を講じました。

◎また、同州においては現在稼働している13カ所のPCR検査ラボに加えて新たに6カ所がオープンし、さらに新たな1カ所のオープンが予定されています。知事は、パンデミック以降、州内で計35万5000件のPCR検査が行われ、うち11月だけで10万1095件の検査が行われた旨述べ、「これは全国で最も高い数値の一つである」と発言しました。

◎同知事の情報によると、モニタリング・グループが効果的な活動を実施しており、医師は常時COVID-19患者の治療計画の実現に向けた作業に取り組み、ドナーの協力により全国の60%にあたる3200点の免疫プラズマが準備されています。

◎同知事は、「我々は、こうした諸施策等のおかげで検疫措置のイエロー・ゾーンに入った。これにより、複数の現行制限措置の緩和が可能になる。同時に、未だワクチンはなく、感染予防措置の順守とソーシャル・ディスタンスの確保が最も信頼できるコロナウイルス感染の防護手段である。我々の現在の主要な課題は、感染率増加を防ぎ、医療機関の効率性を高め、住民の健康維持を確保することである」と投稿しました。

●東カザフスタン州では、検疫措置が12月4日0時から12月17日0時まで延長されます。医師令の概要は以下のとおりです。

◎医師令によると、アルマティ、カラガンダ及びパヴロダールの各州方面からの東カザフスタン州との境界にある出入管理のための6か所の検疫ポスト、感染率の上昇している居住エリア(ウスチ・カメノゴルスク市、リッデル市、アルタイ市、セレブリャンスク市、ノーバヤ・ブフタルマ町及びグルボコエ地区)にある14か所の検疫ポスト及び自動車検問所「アウル」、「ウバ」、「バフティ」及び「マイカプチャガイ」にある4か所の検疫ポストは、活動を継続します。

◎同州及びウスチ・カメノゴルスク市への出入は引き続き禁止されます。

◎大規模行事や観劇、娯楽施設の営業及び州内の地区・都市間路線、州を跨ぐ路線及び国際路線の運行は、引き続き禁止されます。 

◎外食店の営業時間は延長されます。平日は7時から(翌)0時までの営業が認められますが、休日及び祭日は休業となります。制限なしで営業できるのは配達及びテイクアウトのみです。

◎リッデル市、グルボコエ地区及びアルタイ地区においては、平日7時から19時まで屋外を含む市場と劇場の営業が許可されます。

◎毎週日曜日と祭日は、屋外市場、非食料品販売店(配達と受取を除く)、屋内スポーツ施設、フィットネスセンター、トレーニングルーム、スパセンター、プール付きスポーツ健康施設、浴場、サウナ、図書館、博物館、ビジネスセンター、児童自立支援施設、教養センター、文化施設、美容院及び理髪店は休業となります。

◎制限を伴わずに毎日営業できるのは、リッデル市、グルボコエ地区及びアルタイ地区を除く全ての屋外食料品市場ですが、営業時間は7時から19時までに制限されます。

◎州内の公共交通機関は6時から23時まで運行します。

●首都ヌルスルタン市の空港を発着する国際便利用者のPCR検査状況・コロナウイルス感染状況は以下のとおりです。

◎3番総合病院のダンバエヴァ院長は、「我々の病院には感染症病棟が無く、コロナウイルスの感染例増加シナリオの第2・第3段階にある。10月6日から、PCR検査の証明書を持たない国際便の乗客のための診療所を展開してきた。現在検疫診療所には、証明書を持たずに渡航してきた40名の乗客が収容されている。彼らは夜の3便で到着した」と述べました。

◎同医師はまた、「シャルム・エル・シェイクミンスクからの乗客で、証明書を持たずに渡航してくるものが多く、他の便の乗客は概ね証明書を携帯している。10月6日から18人の乗客がコロナウイルス陽性と診断された。陽性だった乗客は、モスクワ、ミンスクイスタンブールシャルム・エル・シェイク発ヌルスルタン行きの便の他、ドバイ発の便に一人搭乗していた」と強調しました。

コロナウイルス下で、元ホテルの「ラマダ・プラザ」は500床の検疫診療所に改造されており、主任衛生医師令に基づき、PCR検査の結果を持たずに渡航してきた全ての乗客が収容されています。

◎同医師は、「もし感染症が見つからなければ、我々はその者を家に帰す。我々は彼らを2日間隔離することができるが、これらの者がここに滞在するのは通常1日以内である。我々は迅速に分析結果を準備している。もし兆候が無ければ、自宅検疫としている。もし病院が無ければ、接触者もまた自宅検疫となる。病状のある病人が現れた場合は、我々はその者を、ソロコヴァヤ駅に隣接する市のモジュール式感染症病棟に移送する」と述べました。

(3)12月3日現在の国際航空便運航情報は次の通りです。

(注:実際のご利用に際しては、各航空会社にお問い合わせください。)

【エアアスタナ】

ヌルスルタン → イスタンブール 週2便(月、木)

ヌルスルタン → フランクフルト 週4便(火,木,土,日)

ヌルスルタン → ドバイ  週3便(火,金,日)

ヌルスルタン → モスクワ  週1便(水)

*ロシア、カザフスタン国籍者、ロシアまたはカザフスタン居住権保持者のみ搭乗可

アルマティ → ソウル(仁川) 週1便(月)

アルマティ → イスタンブール 週4便(火、木、土、日)

アルマティ → キエフ     週1便(土)

アルマティ → タシケント   週1便(土)

アルマティ → ドバイ     週5便(火,木,金,土,日)

アルマティ → ビシュケク   週2便(火,日)

ウラルスク → フランクフルト 週1便(水)

アティラウ → アムステルダム 週2便(火,水)

アシアナ航空

アルマティ → 仁川  週1便(木)

トルコ航空

ヌルスルタン → イスタンブール 週3便 (日,月,金)

アルマティ → イスタンブール  週5便 (月,火,木,金,日)

【フライドバイ】

ヌルスルタン → ドバイ 週3便(木,土,日)

アルマティ → ドバイ  週5便(月、木、金、土、日)

【L0Tポーランド航空】

ヌルスルタン → ワルシャワ 3/28より航空券発売中

東京への接続便情報

【ヌルスルタン→東京】

イスタンブール経由

月、木曜日 ヌルスルタン19:05発→イスタンブール21:25着 エアアスタナKC917便

月、金曜日 ヌルスルタン4:30発→イスタンブール7:10着 トルコ航空TK355便

【接続便】(翌日発)イスタンブール2:05発→羽田19:45着 トルコ航空TK198便

●ドバイ経由 

木曜日 ヌルスルタン 5:15発→ドバイ8:20着 フライドバイFZ1706便

【接続便】(翌日発)ドバイ2:55発→成田16:55着 エミレーツ航空EK318便

●フランクフルト経由

火、土、日曜日 ヌルスルタン5:40発→フランクフルト7:00着 エアアスタナKC921便

【接続便】フランクフルト13:30発→羽田8:55着(翌日着)全日空NH204便

【アルマティ→東京】

●仁川経由

木曜日 アルマティ9:25発→仁川18:05着 アシアナ航空OZ578便

月曜日 アルマティ1:20発→仁川10:00着 エアアスタナKC909便

【接続便】(翌日発)仁川10:00発→成田12:20着 アシアナ航空OZ102便

イスタンブール経由

木曜日 アルマティ 8:10発→イスタンブール11:10着 トルコ航空TK351便

金曜日 アルマティ17:55発→イスタンブール21:05着 エアアスタナKC911便

【接続便】(翌日発)イスタンブール2:05発→羽田19:45着 トルコ航空 TK198便

●ドバイ経由

火曜日 アルマティ10:05発→ドバイ13:00着 エアアスタナKC895便

月、木、金曜日 アルマティ4:45発→ドバイ7:30着 フライドバイFZ1736便

【接続便】(翌日発)ドバイ2:55発→成田17:20着 エミレーツ航空EK318便

●当館領事メールのバックナンバーは以下のページから参照できるようになっています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0007

●当館フェイスブック https://www.facebook.com/embassy.jp.kz/ にもコロナウィルス関連情報を掲載しています。

(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047