バイエルン州及びバーデン=ヴュルテンベルク州における制限措置の改定

2020年10月16日 メールマガジン第633号

バイエルン州(BY州)及びバーデン=ヴュルテンベルク州(BW州)は、感染拡大等を踏まえ、各種制限措置の改定を発表しました。概要は以下のとおりです。

●過去7日間の10万人あたりの新規感染者数(以下「基準値」)は、BY州36.47、BW州42.2(いずれも16日現在。各担当省発表)といずれも35を超えています。

●ゼーダーBY州首相は、状況は深刻さを増しており、パニックになる必要はないが慎重な対応が必要として市民に対して改めて注意を喚起するとともに、クレッチマンBW州首相は、秋期休暇中の国内外の旅行および必要不可欠でない行事の実施を差し控えるよう州民に呼びかけています。引き続き、感染防止には十分にご留意ください。

1.BY州

(1)接触制限

ア 基準値が35を超える自治体においては、保健局が少なくとも以下の追加的措置をとること。

○多くの人が行き来する場所・建物内でのマスク着用義務の導入。具体的には、歩行者天国や市場、基礎学校を除く学校の授業中、スポーツイベントの観戦時、会議室や博物館等の文化施設

○23時以降のレストラン等の閉店、ガソリンスタンドでのアルコール販売禁止および公共の場での飲酒禁止。

○私的空間での祝い事等への参加人数制限(2世帯または10人まで)。

イ 基準値が50人を超える自治体においては、保健局が少なくとも以下の追加的措置をとること。

○22時以降のレストラン等の閉店、ガソリンスタンドでのアルコール販売禁止および公共の場での飲酒禁止。

○私的空間での祝い事等への参加人数制限(2世帯または5人まで)。

ウ 上記の変更点を反映させた後、接触制限にかかる州令の適用期限を10月25日までに延長する。

バイエルン州政府プレスリリース

https://www.bayern.de/bericht-aus-der-kabinettssitzung-vom-15-oktober-2020/#a-1 

(2)国内リスク地域からの宿泊禁止措置の撤廃

報道によれば、州政府は、国内リスク地域からの入域者に対する宿泊禁止措置を16日付で撤廃する旨発表しています。

2.BW州

BW州行政裁判所が、国内リスク地域からの入域者に対する宿泊禁止措置は移動の自由との関係で妥当性を欠き、無効であるとの判決を下したことを踏まえ、宿泊禁止措置は暫定的に停止されています。

※BW州社会・統合省プレスリリース

https://sozialministerium.baden-wuerttemberg.de/de/service/presse/pressemitteilung/pid/beherbergungsverbot-wird-aufgehoben-1/ 

その他、各州政府・自治体は、感染状況を踏まえた制限措置を独自に行っています。

※各州における制限措置(ドイツ連邦観光局ウェブサイト)

https://tourismus-wegweiser.de/ 

(州名を選択し、次の画面で「Allgemein」をクリックすると、その州における各種制限措置が表示されます。)

ドイツ国内の移動にあたっては、滞在先(居住地)及び訪問予定先双方の感染状況を確認するとともに、制限措置の対象地域は日々変わりうることを念頭に置き、最新の報道や各州政府・自治体が発信する情報にご留意ください。

その他当館HPにおいて、新型コロナウイルス関連情報を取りまとめていますので、併せて参考としてください。

https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_2020.html 

このメールは、バイエルン州及びバーデン=ヴュルテンベルク州在留の在留届にて届けられたメールアドレス、当館メールマガジン及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動配信されています。

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