新型コロナウイルスに対する感染予防の徹底

2020年8月29日 メールマガジン第617号

バイエルン(BY)州及びバーデン=ヴュルテンベルク(BW)州の新規感染者数は、一時期減少傾向で推移していたところ、最近では増加に転じています。

●28日付け各州担当省発表によると、制限措置再導入の基準である過去7日間の人口10万人あたり新規感染者数について、BY州ローゼンハイム市では同値50を超え、BY州ミュンヘン市及びBW州ハイルブロン市では早期警戒措置の基準35を超えるなど、全体的に高い数値が続いています。

ミュンヘン市では、8月28日より9月4日まで、市全体で夜間における公共の場での飲酒等が禁止された(下記2.ご参照)ほか、各自治体では独自に制限措置を行っています。

●定期的な手洗い・うがいの励行や、なるべく人混みを避け、可能な限り接触機会を減らすなど、改めて感染予防対策を徹底していただくようお願いします。

新型コロナウイルスへの感染が疑われ,検査を行った場合(検査を受けた時点)や,検査の結果感染したことが判明した場合(検査結果が判明した時点)には,夜間,土日祝日を問わず,速やかにご一報ください。

1.新型コロナウイルス感染状況(8月28日現在、各州担当省発表)

(1)BY州

感染者数56,764人、死者数2,636人

・新規感染者数

25日337人、26日347人、27日492人、28日432人(7月平均約82人)

・過去7日間の人口10万人あたり新規感染者数

ローゼンハイム市52.11、ミュンヘン市35.27、インゴルシュタット市31.39、ケールハイム郡31.08、アウグスブルク市30.16

(2)BW州

感染者数41,574人、死者数1,862人

・新規感染者数

25日327人、26日277人、27日283人、28日327人(7月平均約52人)

・過去7日間の人口10万人あたり新規感染者数

ハイルブロン市38.80、ウルム市28.50、マンハイム市27.20、シュトゥットガルト市23.0、ゲッピンゲン郡19.0

なお,過去7日間の人口10万人あたり新規感染者数については、下記HPで確認することができます。

ロベルト・コッホ研究所

https://experience.arcgis.com/experience/478220a4c454480e823b17327b2bf1d4/page/page_1/ 

バイエルン州保健省

https://www.lgl.bayern.de/gesundheit/infektionsschutz/infektionskrankheiten_a_z/coronavirus/karte_coronavirus/index.htm 

バーデン=ヴュルテンベルク州社会・統合省

https://sozialministerium.baden-wuerttemberg.de/de/gesundheit-pflege/gesundheitsschutz/infektionsschutz-hygiene/informationen-zu-coronavirus/lage-in-baden-wuerttemberg/ 

2.ミュンヘン市におけるアルコール制限措置

8月28日から9月4日までの間、ミュンヘン市全体でアルコールの夜間販売等に制限がかかります。

●21時から翌朝6時までアルコールの販売禁止(同時間帯に販売を行っていた者に対する罰金は最低500ユーロ)。ただし,レストラン等でその場で消費する場合は例外として許可。

●23時から翌朝6時まで公共の場での飲酒禁止(罰金は最低150ユーロ)。ただし、レストランのカウンター等は例外として許可。

●自宅やビアガーデンを含む飲食店では飲酒は可能。

ミュンヘン市HP

https://www.muenchen.de/aktuell/2020-08/naechtliches-alkoholverbot-allgemeinverfuegung-erlassen.html

その他、独自に制限措置を定めている自治体がありますので、当該自治体HPをご確認ください。

3.感染予防

(1)定期的な手洗い・うがいを励行し,咳エチケットの徹底をはかるとともに,なるべく人混みを避け,可能な限り接触機会を減らすなど,感染予防対策に一層努めてください。

特に外出先から戻ったときなどには,石けんを使った手洗いを励行するとともに,必要に応じエタノール系消毒液なども併用してください。 

また,換気の悪い閉鎖空間や不特定多数が集まる場所への出入りは可能な限り自粛してください。 

(2)公共空間における原則最低1.5メートルの対人間隔確保の遵守や、定められた場所におけるマスクの着用義務などについても、引き続きご留意ください。

4.在外公館への情報提供(感染疑い例,感染例)

ドイツに渡航・滞在中の邦人の皆様におかれましては,新型コロナウイルスへの感染が疑われ検査を行った場合(検査を受けた時点)や,検査の結果感染したことが判明した場合(検査結果が判明した時点)には,夜間,土日祝日を問わず,最寄りの在外公館へも速やかにご一報ください(電話またはメール)。

各在外公館の連絡先はこちらをご覧ください。(在ドイツ日本国大使館HP)

https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_index.html 

その他当館HPにおいて、新型コロナウイルス関連情報を取りまとめていますので、併せて参考としてください。

https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/index2020.html 

このメールは,バイエルン州及びバーデン=ヴュルテンベルク州の在留届にて届けられたメールアドレス,当館メールマガジン及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動配信されています。

【問い合わせ先】

ミュンヘン日本国総領事館

HP:https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

メール:sicherheit@mu.mofa.go.jp

電話:089-4176040

FAX:089-4705710

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