在バングラデシュ日本大使館からの注意喚起

平成29年3月9日

バングラデシュ日本大使館からの注意喚起(ヘファジャッティ・イスラムによる抗議活動の実施について)

 10日(金)午後の礼拝後、ヘファジャッティ・イスラムは全国規模の抗議活動を行う旨発表しましたので、不測の事態に巻き込まれないよう慎重な行動を心掛けて下さい。

バングラデシュにお住まいの皆様、旅行者及びメルマガ登録者の皆様へ

バングラデシュ日本国大使館

1 本9日、ヘファジャッティ・イスラム(Hefajate-e-Islami Bangladesh。政府統制下にないマドサラを基盤とする保守的イスラミスト集団)は、10日(金)のJumma礼拝後(午後1:45)に、最高裁判所に設置しているギリシャ調の彫像の撤去を求める全国規模の抗議活動を行う旨発表しました。同団体を含む保守系イスラミスト諸団体は、本件に関しこれまでも主要都市で大規模な抗議行動を行い、関係団体幹部が要求が受け入れらなければ「血の海ができるだろう」と発言しています。なお、ヘファジャッティ・イスラムが2013年5月にダッカ中心部で行ったデモは、数十人規模の死者を出す惨事となった経緯があります。

2 在留邦人の皆様におかれましては、既に累次のお知らせで、現下の治安情勢に鑑み、不要不急の外出は控えるようお願いしていますが、本件抗議活動に関しても、報道等から常に最新の情報を入手するよう努めるとともに、不測の事態に巻き込まれないよう、集会や抗議デモが行われている場所や群衆への接近を避け、周囲の状況に注意した慎重な行動を心掛けるようお願いいたします。  

また、デモ・集会等に遭遇した場合にはすぐにその場から退避するなど自らの安全確保に努めてください。

なお、異常事態に遭遇した場合は、速やかに大使館までお知らせください。

【通報先】

○執務時間内(日〜木曜日 9:00〜17:45)

 大使館(代表) 880−2−984−0010

○勤務時間外(日〜木曜日の上記時間以外並びに金・土曜日及び祝日)

 緊急電話    0961−1886753