【安全対策情報】マニラ首都圏における「ブラック・ナザレ祭（１月９日）」開催に伴う注意喚起

●１月９日（火）、マニラ首都圏（マニラ市街中心部）において、フィリピンのカトリックの最大行事の一つである「ブラック・ナザレ祭」が開催されます。本行事開催に伴い、現地周辺の携帯電話含む通信サービスの遮断、交通規制も予定されています。

●フィリピン・マニラ首都圏に渡航・滞在される方は、混雑が見込まれる地域において、不測の事態に巻き込まれることのないよう、ご注意願います。

１　１月９日（火）、マニラ首都圏（マニラ市街中心部）において、フィリピンのカトリックの最大行事の一つである「ブラック・ナザレ祭」（※）が開催されます。今年は４年ぶりに通常規模で開催される模様であり、多くの参加者・観客等が集まることが予想されます。

（※）マニラにあるキアポ教会から、奇跡を起こすと信じられている黒いキリスト像が持ち出され、市内を回る（パレード）という毎年恒例の祭り。

２　このような大規模イベントでは、スリ等の犯罪被害に遭う危険性が高まります。また、一箇所に多くの人が集まると、場合によっては圧迫による呼吸困難や将棋倒しなどの雑踏事故が発生する危険性もあります。

　これらの危険性を認識し、周囲の状況に十分気を配り、安全対策を行ってください。具体的には、　

〇人が密集する場所には近づかない

〇所持品から目を離さない（バッグは体の前に持つ）

〇多額の現金や貴重品などは持ち歩かない

　などです。

３　加えて、「人が多く集まる場所や施設はテロの標的となりやすい」ということを十分認識の上、次のような対策も併せてお願いいたします。

（１）最新の治安情報の入手に努める。

（２）周囲の状況に注意を払い、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる。

（３）万一テロに遭遇した場合、現場警察官などの指示に従って避難する。

（４）種々のデマや噂に惑わされない。

４　本行事開催に伴い、現地周辺の上空の飛行禁止、携帯電話含む通信サービスの遮断、交通規制なども予定されています。移動に際しては十分ご注意ください。

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