当地の報道によると、9月23日から10月26日までの間に、10件のウエストナイル熱に罹患した患者の発生が確認されており(内訳:トズール県5件、ガベス県2件、モナスティール県1件、ケフ県1件、スファックス県1件)、80代の男性にあっては死亡しています。
9月〜12月にかけては,蚊によって媒介されるウエストナイル熱が流行する時期です。
当地では、ウエストナイル熱がほぼ毎年報告されており、2018年には49件の感染者、2件の死亡者が確認されています。ウエストナイル熱の約8割は無症状で、約2割は感冒様症状や発疹など軽症で自然に回復しますが、感染者の約1%が重症化し、その致死率は3〜15%であるため、ウエストナイルウイルスを媒介する蚊に刺されることを予防することが、最も大切です。
厚生労働省検疫所FORTH
https://www.forth.go.jp/keneki/kanku/disease/dis01_03wes.html
令和5年11月2日
在チュニジア日本国大使館
9, Rue Apollo XI, Cite Mahrajene, 1082 Tunis, TUNISIE
電話:+216-71-791-251/ 792-363/ 793-417