●モスクワで3カ所の無人機による被害の発生が確認されています。
●いずれの事案でも人的被害に関する報告はありません。(露国防省発表)
●これまでもモスクワに対する無人機の飛来は確認されています。また、事案が発生した場合、その直後には周辺地域で交通規制等が行われることがありますので、今後も引き続きご注意ください。
1 モスクワ市内への無人機の飛来(2カ所)
本日(24日)午前4時頃、飛来した無人機の墜落により、モスクワ市内の2カ所で被害が発生しました。
発生場所は、モスクワ市内の「コムソモルスキー通り(Komsomolsky Prospekt)17」と「リハチョヴァ通り(Prospekt Likhacheva)15のショッピングセンター」でした。
露国防省は、7月24日未明の事案は、ウクライナ政権による「テロ攻撃」であるとしており、「2機の無人機は電子戦により制圧されて墜落し、攻撃による死傷者はなかった」と発表しています。
ただし、以下の映像等で建物に対する被害が生じている様子が確認されることからも、今後同様の事案が発生する可能性には注意が必要です。
●コムソモルスキー通り: https://t.me/ENews112/14690
●リハチョヴァ通り: https://tass.ru/proisshestviya/18343963
2 モスクワ郊外で発生した事案について(ゼレノグラード行政区)
24日午前、モスクワ北西部のゼレノグラード行政区にある墓地の敷地にヘリコプター型の無人機(爆破装置無し)が墜落しましたが、右事案による死傷者は無かったことが報じられています。
●ゼレノグラード行政区: https://ria.ru/20230724/bespilotnik-1885885064.html
3 これまでもモスクワに対する無人機の飛来は確認されています。また、事案が発生した場合、その直後から周辺地域では交通規制等が行われることがあります。
在留邦人の皆様におかれましては、周囲の状況に十分ご留意するとともに報道等の最新情報の入手などに努めて下さい。また、可能な限り知人等と常に連絡をとることができるようご留意願います。
【問い合わせ先】
在ロシア日本国大使館領事部
電 話:(495)229−2520
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