カンピーナス市におけるダニ媒介性紅斑熱(febre maculosa)に関する注意喚起

1 カンピーナスジョアキン・エジディオ区のサンタ・マルガリータ農場で、5月27日に開催されたイベントに参加していた4名(36歳女性、42歳男性、28歳女性、16歳女性)が、ダニ媒介性紅斑熱に罹患して死亡しました。同じイベントに参加した40歳女性と同農場で6月3日に開催されたイベントに参加した38歳女性がダニ媒介性紅斑熱感染疑いで入院精査中です。

2 6月14日、カンピーナス市は、ジョアキン・エジディオ区内でのイベント開催時に危険なダニが生息している旨を周知する看板を設置することを義務づけるなどの対策を講じました。

3 このダニ媒介性紅斑熱は、紅斑熱群リケッチアに属する細菌(Richkettsia rickettsii)による感染症です。自然界では、ダニ、げっ歯類などの間で感染環が維持されています。この病原体を持つダニに刺されることでヒトに感染します。潜伏期間は3〜12日で、頭痛、全身倦怠感、高熱などで発症します。高熱とほぼ同時に、紅色の斑丘疹が多発します。手足から広がり部位によっては点状出血を伴います。

4 上記を参考にして頂き、農場を訪問する際には、肌の露出を避けるために長袖、長ズボンを着用し、十分ご注意ください。また、野生のカピバラなどのげっ歯類には、直接触れないようにしてください。

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