【ポイント】
●2月7日(火)豪州政府は、新型コロナワクチンの新たなブースター接種の開始に関するメディア・リリースを発表しました。
https://www.health.gov.au/news/atagi-2023-booster-advice
●新たなブースター接種は、過去6ヶ月間にブースター接種をしていない、若しくは、感染が確認されていない成人に対して、2月20日(月)より開始されますが、現時点では18歳未満は対象外です。
●オミクロン株対応2価ワクチンによるブースター接種が望ましいとのことです。
【本文】
以下、在豪州日本国大使館による概要の和訳になります。
1 豪州政府は、豪州免疫技術諮問グループ(ATAGI)の助言を受け、過去6ヶ月間に新型コロナワクチンのブースター接種をしていない、若しくは、感染が確認されていない成人は、過去の接種回数に関係なく、新たなブースター接種ができるようになったことを発表しました。ブースター接種は2月20日(月)より開始されます。
2 ATAGIの専門家は、重症化リスクのある全ての人、つまり65歳以上の全ての者及び医学的合併症や障がい、複雑な健康上ニーズを持つ若年者に対して、ブースター接種を特に推奨しています。
3 ATAGIは、子どもの重症化率が低く、また、ハイブリッド免疫が高いことから、健康な子供は、現時点ではブースターを必要としないことを助言しており、この助言に従い、重症化リスクのある健康状態である者を除き、18歳未満にはブースター接種は行わないとのことです。
4 今回のブースター接種では、利用可能な全てのワクチンが有効ですが、オミクロン株対応2価ワクチン※は、他のワクチンよりも好ましいとのことです。
※注:現時点で暫定承認されているものはファイザー社製Omicron BA.1ワクチン、同社製BA.4/5ワクチン、モデルナ社製Omicron BA.1ワクチンの3種類。
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