イムラン・カーン前首相狙撃事件発生に伴う抗議活動に対する注意喚起

【ポイント】

○ 昨日11月3日、イムラン・カーン前首相が遊説中に狙撃され負傷したことを受け、カラチ市内でもこの事件に対する抗議活動の動きに留意が必要です。

【本文】

1 報道等によれば、11月3日イムラン・カーン前首相が遊説中に、パンジャブ州ワジラバード(イスラマバードから南東方約200キロ)にて銃撃を受け、負傷する事件が発生しました(前首相の側近も1名死亡、複数名負傷)。

 これをうけ、パキスタン国内各地でPTI支持者による抗議活動が発生しており、今後の情勢の変化により激化する恐れも考えられます。

 特に金曜日の礼拝は、いつもより大勢が集まるため、群集心理により感情が高ぶり、一部が暴徒化する事件も過去に発生しています。

2 つきましては、当地治安機関も抗議活動等に対して厳正に対処する旨発表しておりますが、出来るだけ不要不急の外出を控え、特にPTI支持者がよく集まるティーン・タルワール交差点等の通過を避け、迂回路を利用するなど安全を最優先とした行動を心掛けてください。

3 以下の注意事項を参考に、ご自身及びご家族の安全に十分配慮した行動を心掛けていただけますようお願いいたします。

(1)当地各種報道等から情勢変化に関する最新情報を入手するよう心掛ける。

(2)人気の多いところへは近づかない。

(3)早めの帰宅を心掛け、特に夜間の外出を控える。

4 上記注意点以外にも、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認ください。

○ 当館「安全情報配信用ツイッター

https://twitter.com/CGJapanKRC_SFT

○ 当館ウェブサイト

http://www.kr.pk.emb-japan.go.jp/j/

○ 外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0

○ 緊急時の連絡先

在カラチ日本国総領事館 電話(+92-21)3522-0800~11

【問い合わせ先】

在カラチ日本国総領事舘

電話:021-3522-0800~11 FAX:021-3522-0820

メール:japan.consulate.karachi@kr.mofa.go.jp