南太平洋におけるサイクロンシーズンの到来について

・今季のサイクロンシーズン(2022年11月〜2023年4月)においては,3〜6つのサイクロンがフィジーに影響を及ぼし,そのうち1〜3つのサイクロンはカテゴリー3以上に発達すると予報されています(サイクロンのカテゴリーには1〜5のカテゴリーに分けられており、最も強いサイクロンがカテゴリー5)。

・在留邦人及び当地への旅行などを計画されている皆様におかれましては,テレビやラジオ等により気象情報やサイクロン関連情報(避難勧告等)の入手に努めるほか,万が一に備え食料や飲料水などの非常用資材の備蓄に留意してください。またフィジー国内の建物は簡素な作りのものが多くサイクロンに対して脆弱であり、洪水も頻繁に発生しています。ご自身の住居の安全性を評価の上、必要に応じて避難場所の確保をお願いします。

1 フィジー気象庁から発出された今季サイクロンの季節予報の詳細な内容は,以下リンクから参照できます。

フィジー気象庁https://www.met.gov.fj/index.php?page=tcoutlook

2 情報収集

 気象情報及びサイクロン関連情報を入手するにあたり,有益はウェブサイトの一例は,以下のとおりです。

(1)フィジー気象庁ホームページ:http://www.met.gov.fj/

   サイクロンの進路など

(2)国家災害管理事務局(NMDO)ホームページ:http://www.ndmo.gov.fj/

   同ツイッターアカウント:https://twitter.com/FijiNDMO

   避難勧告などの災害対策、避難所(Evacuation centre)情報

(3)フィジー道路当局(Fiji Roads Authority)ホームページ:http://www.fijiroads.org/

   通行止め情報など

3 非常用資材の備蓄

洪水等が発生した場合,数日間にわたり停電,断水等が発生した例があります。10日間分程度の非常用物資を備蓄しておくよう心掛けて下さい。参考までに,非常用物資の一例を紹介します。また,サイクロンの通過後は汚水の流入等による衛生環境の悪化に伴う各種感染症リスクの拡大が懸念されます。うがいや手洗いなどによる感染症予防のほか,防虫スプレーなどによる蚊への対策に十分配慮してください。

・パスポート,保険証券類,カード類,現金

・携帯電話(常に電池残量を確保、充電器を携行すると共に、可能であれば予備バッテリーを用意する。)

・非常用食料(缶詰,クッキー等調理不要なものが有用)

・飲料水

・常備薬

・懐中電灯,ろうそく,マッチライター

・ラジオ

・電池

・衣類,寝具(毛布等)

・食器類,炊飯道具,燃料

※過去の領事メールは以下より確認できます。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMail.html?countryCd=0679

※ このメールは、在留届にて届けられたメールアドレス、「たびレジ」に登録されたメールアドレス登録者に自動的に配信されております。災害や騒乱等が発生した際、ご家族、ご友人、同僚を守るため、一人でも多くの方に安全対策に関する情報が届くよう、在留届(3か月以上の滞在)の届出、又はたびレジ(3か月未満の滞在)の登録を、お知り合いの方や出張者・旅行者にご案内いただけますようお願いいたします。

(在留届)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html

(たびレジ(変更及び解除含む))

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

(在留届の変更及び帰国届の提出)

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/residencereport/login

在フィジー日本国大使館(領事・警備班)

住 所:(G.P.O. Box 13045)Level 2, BSP Life Centre, Thomson Street, Suva, Fiji

電 話:(679)330-4633(開館時間(8:30〜16:30)以外は外部オペレータによる対応)

メール: ryoji.fiji@fj.mofa.go.jp

ホームページ: http://www.fj.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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