犯罪を目的に運行される(偽)マタツについての注意喚起

●ノーザンバイパス沿いから乗車したマタツで、犯罪被害に遭う事例が増えており、ウガンダ警察も注意喚起しています。

●これらのマタツは犯罪を目的に運行されており、乗客(のように見える)も全て犯罪組織の一員です。

●女性客を装った犯罪組織のメンバーも存在します。

●このマタツが出現する場所は,

ノーザンバイパス沿いの特定のエリアに集中しています。

●これらのマタツには偽物のナンバープレートが付いており、頻繁に交換することで摘発されることを逃れています。

●身の危険を感じたらすぐに警察に通報するか、マタツからの脱出を試みてください。

●これらのマタツに限らず、できる限りマタツの利用を避けてください。

 ノーザンバイパス沿いから乗車したマタツにおいて、強盗に遭う報告が増えており、ウガンダ警察が注意を発しています。主な出没場所は「Busega」 「Namungoona」「Bwaise」「Kalerwe」であり、被害者の多くが「マタツ乗り場(ステージ)」ではなく、「流し」のマタツに乗車したことで発生していることが特徴です。

 これらのマタツは、そもそも犯罪を行うために運行されており、車両、運転手、乗客までも全てが犯罪組織のものです。乗客を装うメンバーには女性も含まれていることから「女性が乗っているから大丈夫」という判断は危険です。

 被害者は車内で金品を強奪された後に、走行中のマタツから放り出されたり、場合によっては誘拐されることもあることから、特にマタツが「本来と違う方向に進んでいる」場合にあっては、ウガンダ警察も「すぐに警察に通報するよう」注意喚起しています。

 このような被害を回避するためには、第一にマタツを利用しないことが挙げられますが、どうしても利用せざるを得ない場合は最低限、ナンバープレートを確認してください。これらのマタツのナンバープレートはステッカーでできており、犯罪の度にこれを貼り替えることによって摘発を逃れているからです。

 また運転手が装着している「バッジ」に指名及び「所属するステージの名称

」が記されているかも確認しましょう。

お問い合わせ先

ウガンダ日本国大使館

 住所:Plot No.8, Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda.

    (P.O.Box 23553 Kampala, Uganda)

 電話:0312-261-564〜6

FAX:0312-261-567

ホームページ:http://www.ug.emb-japan.go.jp/index_j.htm

領事班Email:ryoji@kp.mofa.go.jp