イードゥル・アズハー(犠牲祭)に関する注意喚起及び当館休館日変更のお知らせ

○ パキスタン政府が、イードゥル・アズハー(犠牲祭:Eid−ul−Azha)の休日を7月8日(金)から12日(火)と発表したことを受け、当館も当初の予定を変更し同期間中は閉館します。

○ 当国治安機関は、イード期間を含む当面の間、テロ等の脅威に関する注意喚起を行い、警戒を強化しています。

○ 期間中及びその準備期間は、一般犯罪が増加する傾向にあるため、十分注意してください。

○ 最近、カラチ市では新型コロナウイルス感染症の感染再拡大が懸念されており、期間中は人の移動や会合などが増えることから、改めて入念な予防対策を心掛けてください。

○ 期間中は、多くの場所で家畜の屠殺が行われますが、感染症予防のため、家畜の屠殺場には近づかないようにして下さい。

1 パキスタン政府は、イードゥル・アズハー(犠牲祭:Eid−ul−Azha)の休日を、7月8日(金)から7月12日(火)とする旨発表しました。これを受け、当館も当初の予定を変更し、同期間中は閉館します。振替開館日は、7月18日(月(海の日))です。

 期間中及びその準備期間には、買出し、帰省及びUターンのため、マーケット、銀行及び空港付近は大変な混雑になることが予想されます。

 また、当国治安機関は、イードの休日を含む当面の間、テロ等の脅威に関する注意喚起を行い、特に礼拝所などの宗教施設や家畜の売買会場や屠殺場付近の警戒を強化しております。

2 多くの人々が集まる場所は、スリやひったくりなどの一般犯罪被害に遭うおそれがあるほか、車両の盗難・車上狙いなど、駐車中の車両に対しても十分な注意が必要です。

 また、帰省等により長期間留守にする家が多くなるため、留守宅を狙った空き巣狙いも例年多発しています。

3 イード期間前後は、人々の地方への帰省や会合等で人の移動及び接触が増加します。カラチ市では、目下新型コロナウイルス感染症の感染再拡大の兆しが見受けられますので、改めて入念な感染症予防対策を心掛けてください。

4 期間中には、毎年多くの家畜が都市部に持ち込まれ売買と屠殺が行われるため、それら家畜に寄生するマダニを介し、感染した動物の血液等と接触することにより、クリミア・コンゴ出血熱等への感染リスクが高まる時期となることから、十分な注意が必要となります。

5 邦人の皆様におかれましては、不特定多数の参加者が集まる場所に興味本位で近づくことを避け、不測の事態に巻き込まれることのないよう、下記の注意事項を参考の上、ご自身及びご家族の安全に配慮した行動を心掛けてください。

(1)当地の各種報道等により最新の情報を入手し、安全な行動を心掛け、特に夜間の外出は控える。

(2)徒歩での移動を避けるのはもとより、車両で移動される際も周囲の状況に十分注意するとともに、万が一、自宅周辺に不審な人、車両があれば、そのまま家に入ることなく離れた場所から様子を観察し、必要に応じて警察に連絡するなどの措置をとる。

(3)テロ攻撃の標的となりやすい場所(政府機関、軍・警察等治安当局施設(含む車両、検問所等)、集会場所、宗教関連施設、中国関連施設(総領事館、経済事務所、銀行、中華レストラン、中国雑貨店等)、地元民で賑わうレストランやマーケット等)には出来るだけ近づかないようにする。

(4)常に周囲の状況に注意を払い、喧騒やトラブルの場面に出くわしたら、速やかにその場から離れる。

6 上記注意点以外にも、当地で安全に滞在するための参考情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらも併せてご確認下さい。

○ 当館「安全情報配信用ツイッター

https://twitter.com/CGJapanKRC_SFT

○ 当館ウェブサイト

http://www.kr.pk.emb-japan.go.jp/j/

○ 外務省海外安全情報ウェブサイト(パキスタン

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0

○ 緊急時の連絡先

在カラチ日本国総領事館 電話(+92-21)3522-0800~11

【問い合わせ先】

在カラチ日本国総領事舘

電話:021-3522-0800~11 FAX:021-3522-0820

メール:japan.consulate.karachi@kr.mofa.go.jp