カザフスタン各地における抗議デモについての注意喚起

非常事態の対象地域が段階的に拡大され、本日午前までにカザフスタン全土が対象となっております。トラブル防止のため、不要不急の移動、特に海外渡航や都市間の移動は避けることをお勧めします。

1 現在の交通機関の状況については、以下のとおりです。

(1)航空便

 航空当局関係者によれば、1月6日正午現在、アルマティ、アクタウ、ウラリスクの各空港が営業を停止しています。

 ヌルスルタン空港を含むその他の空港は通常どおり営業しているものの、「エア・アスタナ」はじめ各社の機材の多くがアルマティで滞留しているため、各地で遅延や欠航が生じています。

 なお、国際線に関しては、ヌルスルタン発着の便も含め一時的に運航を見合わせているとのことです。

(2)鉄道

 報道によれば、全土で概ね平常どおり運行しています。首都ヌルスルタンとアルマティ市を結ぶ幹線についても、ほぼ遅延なく運行しているようです。

 一方、マンギスタウ州アクタウ及びカザフスタン西部の数箇所ではデモ隊が列車の運行を止めており、遅延・運休が生じている模様です。

2 カザフスタン全土でインターネット規制が引き続き強化されており、国際電話も通話不能な状態が続いています。これまでのところ在留邦人の方々が被害にあわれたとの情報には接しておりませんが、今後は軍や治安当局等による大規模な鎮圧活動が十分想定されます。皆様におかれましては引き続き信頼のおける公式発表や在カザフスタン日本国大使館が発信する最新情報に依拠して頂くとともに、群衆の集まりやすい時間帯・場所を努めて避け、仮にデモ隊や人混みに遭遇した場合には速やかにその場から離れる等の対応を取って頂くことにより、一連の騒擾に巻き込まれることのないよう十分注意してください。

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(邦人保護等の緊急事態の場合の問い合わせ窓口)

○在カザフスタン共和国日本国大使館

住所:5th floor, Kosmonavtov Street 62, micro-district

"Chubary", Nur-Sultan, 010000, Republic of Kazakhstan

電話:+7 (7172) 977-843

FAX :+7 (7172) 977-842

○日本外務省領事サービスセンター

電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(日本外務省関係課室連絡先)

○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐事件を除く)

(内線)2851

○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐事件等)

(内線)3047