【安全対策情報】台風22号ライ(フィリピン名:オデット)の上陸に伴う注意喚起

【ポイント】

台風22号ライ(フィリピン名:オデット)は、14日夜から16日にかけて勢力を増しフィリピン・ミンダナオ島北部に上陸し、その後ビサヤ地方を横断する見込みです。

●最新の気象情報を入手し、洪水、土砂崩れなどの災害や事故に巻き込まれないよう、適切な安全対策を講じた上で十分に注意してください。

【本文】

1 フィリピン気象庁(PAGASA)によれば、昨日(13日)夕刻、台風22号ライ(フィリピン名:オデット)が発生し、13日午後11時00分時点で(当地時間)で、ミンダナオ島の東1,585キロに位置し、時速20キロで西北西に移動しています。今後、14日夜から16日にかけてフィリピンに近づくにつれ勢力を増し、12月16日(木)早朝にミンダナオ島北スリガオ州スリガオ市に上陸し、その後12月18日(土)にかけてビサヤ地方を横断する見込みです。

2 また、日本気象庁によると、14日7時00分(当地時間)時点で、中心気圧992ヘクトパスカル、最大瞬間風速35メートルであり、中心から北側37キロ、南側220キロ以内は、風速15メートル以上の強風域となっています。

3 この台風の接近に伴い、強風や大雨のみならず場合によっては洪水・土砂崩れ・荒波等による人的・物的被害のほか、各種交通機関の混乱等をもたらすおそれもあり、注意が必要です。

4 つきましては、台風オデットはビサヤ地方を横断する見込みですので、下記の関連ウェブサイト等を参考に最新の台風情報や現地の気象情報の収集に努め、台風による被害が予想される場合には外出を控えること等、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。

 また、台風による被害に備え、懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくこと、飲料水・食料を備蓄すること、家族等に緊急の連絡先を知らせること、滞在されている地域で避難場所が設けられる場合には、地方行政機関の条例、指示等に従って行動し、新型コロナウイルスの感染の予防にも努めてください。

 更に、台風通過後も、地盤の緩みに伴う土石流など、予測できない複合的な二次災害が発生する可能性もありますので注意してください。

《参考ウェブサイト》

 フィリピン気象庁(PAGASA):http://www.pagasa.dost.gov.ph/ 

 日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/ 

 フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):http://www.ndrrmc.gov.ph/ 

5 万一災害に巻き込まれた場合は、現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに、ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・総領事館に連絡してください。

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