【重要】新型コロナウイルス感染症(第3波に向けた感染防止対策としてのFCT・ラゴス州等に対するレッド・アラート発令)

【ポイント】

 17日、新型コロナウイルス対策大統領運営委員会(PSC)のムスタファ議長(連邦政府官房長官)は、第3波に向けた感染防止対策として、FCT及びラゴス州等にレッド・アラートを発令しました。

 特に、インド、ブラジル、トルコ及び南アフリカからの入国制限などの検疫プロトコルを継続するとともに、犠牲祭における感染拡大を防止するべく、礼拝にかかる予防策を呼びかけています。

【本文】

1.PSCの発表

 発表文は、以下のURLから閲覧できます。

https://www.facebook.com/FMICNigeria/posts/4345735592145982

(1)PSCは、新型コロナウイルスのデルタ変異株が確認され、また、国内で感染者や入院者数が増加していることを受け、感染拡大の第3波に対する予防策の一環として、6つの州(ラゴス、オヨ、リバース、カドゥナ、カノ及びプラトー)と連邦首都圏区(FCT)に対し、レッド・アラートを発令した。

(2)他方、PSCは、デルタ変異株の感染が拡大しやすいことを考慮して、国内のすべての州は(感染拡大防止の)準備態勢を強化し、すべての対策を継続して実施すべきであると警告する。ナイジェリアでの感染者が増加しているという兆候が見られる中、これらの措置は非常に重要である。

(3)PSCは、すべての入国時の監視を強化し、現行の検疫プロトコルを実施し、インド、ブラジル、トルコ及び南アフリカからの旅行者に対する入国制限措置を継続することで、懸念される変異株の国内侵入リスクを引き続き最小限に抑えていく。

(4)PSCは、犠牲祭を迎えるイスラム教徒各位に祝福を送る。しかしながら、すべての州政府と宗教指導者には、大規模な集会の際にウイルスが拡大する可能性があることを念頭に置くよう求め、祭事を安全なものとするため、以下の予防策を推奨する。(別途、領事メールや広域情報にて、お知らせしているとおり、犠牲祭での各種行事には安全対策の面からも近づかない等御注意ください。)

ア 屋外を活用する等犠牲祭における礼拝の分散化

イ ダルバール祭りの中止(注:主に北部を中心とするイスラムの祭り)

ウ 屋内礼拝時の参拝者の制限(注:報道では収容者を最大50%とし、入退出時の手洗いと体温測定を励行するよう求めるとのこと。)

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○在ナイジェリア日本国大使館(領事班/医務班)

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   :(234)(0)90−6000−9099

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