新型コロナウイルス(ラオス国内の確定症例5月14日及び2人目の死亡者確認)

【ポイント】

〇5月14日、ラオスCOVID19対策特別委員会は、チャンパサック県15名、首都ビエンチャン1名の計16名の新規感染者が確認された旨発表しました。これで感染者数は計1498名になりました。

ラオス国内において新型コロナウイルスによる2人目の死亡者が確認されました。

〇以下3のとおり、変異株への対応を含め引き続き感染予防に万全を期してください。

【本文】

1 5月14日、ラオスCOVID19対策特別委員会は、チャンパサック県15名(帰国労働者)、首都ビエンチャン1名の計16名の新規感染者が確認された旨発表しました。これで感染者数は計1498名になりました。

2 2人目の死亡者の状況

(1)29歳男性、首都ビエンチャン在住,肥満体形(体重100kg)、飲酒喫煙習慣あり,糖尿・高血圧の持病あり。

5月11日、倦怠感と呼吸困難により103病院へ入院、意識は明瞭で平熱。

12日、陽性確認。容態急変、呼吸器を装着。

13日、症状がさらに悪化。他病院の医師やWHO専門家も診療、午後3時半に死亡。すぐに遺体を焼却。

生前、クラスター発生場所に立ち寄り、濃厚接触の可能性が高かったが、申告せず、普段と変わらぬ生活を送っていた。

(2)濃厚接触の可能性がある者は直ちに自己隔離を行い、行動履歴や症状を正しく申告したうえで検査を受けること。

(3)感染しても無症状のケースが多い。若年層で健康体であっても感染後、容態が急変することがあるので注意が必要。

3 従来と比較し感染・重症化しやすく、ワクチンが効きにくい可能性のある変異株がラオスを含む世界各地で報告され,急速に従来株からの置き換わりが起きつつある状況です。変異株に対する感染予防策は基本的に従来と同様ですが、引き続き関連情報に注意を払いながら,以下に従って一層の予防に努めてください。

(1)できる限り3密(密閉空間,密集場所,密接場面)を避け,家や職場などでは十分な換気を行う(30分に1回以上,数分間程度,2方向の窓を全開にする。窓が1つの場合にはドアを開ける。)

(2)流水で30秒以上かけた丁寧な手洗いを行い,また手洗いができない場合は擦式アルコール消薬(濃度60%以上95%以下のエタノール)を携行するなどの手指消毒を徹底する。

(3)人と会話等をする場合にはできる限り2m以上の距離をとる。距離がとれない場合にはマスクを着用する(マスク着用中は強い負荷の作業は避けて,こまめに水分補給をする。また,エアコンを使用するなど熱中症に注意する。)。

(4)マスクがない場合,咳やくしゃみをする際にティッシュやハンカチ,袖や肘の内側を使って口や鼻を押さえる(咳エチケット)。

(5)体調がすぐれない時には外出及び人との接触を控える。

厚生労働省HP

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html

 引き続き,当館からのお知らせ及びラオスCOVID19対策特別委員会の発表にご留意願います。

【問い合わせ先】 在ラオス日本大使館領事班

開館時電話:021-414-400〜403

閉館時緊急電話:020-5551-4891

メール:consular@vt.mofa.go.jp

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