●2日、ソールベルグ首相他は記者会見を行い、クリスマス・年末年始の行動規制について発表しました。その概要は以下の通りです。
1 年末年始祝賀のために若干の緩和は行うが、これが感染の拡大を招き、新年早々に更なる規制を行うこととなる事態は避けるべきである。保健当局の勧告に基づき、以下の措置をとることとする。
(1)クリスマス前後を含め、引き続き社会的に接触する人数を制限すべきである。
(2)年始まで、招くゲストを最大5人とする旨の勧告を維持する。
(3)クリスマス・イブ及び大晦日の2日(またはクリスマス・イブと大晦日の間の期間で各自が選ぶ2日)については、10人までゲストを呼ぶことを許可する。
(4)同居者以外との距離は、飲食中・その他娯楽の際等場合を問わず常に1メートル以上開ける必要がある。10人まで招待することで右間隔を確保できない場合は、確保できるようより少人数を招待すべきである。
(5)感染率が高い地域からの招待者については、リスクグループから2メートルの距離を保つこととする。
2 上記措置は全国に適用される。感染率が高い地方自治体については、より厳しい制限を課すことを排除しない。
3 クリスマスの教会行事
教会を訪問し、蝋燭灯火、音楽鑑賞を行うことは可能である。同時に50人以上が集まらないこととし、十分な距離を保つことが必要である。また、教会に出入りした人を登録する必要がある。
4 現在、ノルウェー政府は、国内・海外問わず、不要不急の旅行は控えるよう勧告している。多くの者にとってクリスマスの帰省は必要な旅行と正当に判断されるであろうが、それでもクリスマスに海外に渡航(海外の家族を訪問すること)は控えるよう、また仮にノルウェー公衆保健研究所(FHI)ホームページに掲載されている「赤」の国に渡航する場合は帰国後10日間の自主隔離が必要となる点注意喚起する。
5 FHIは、県レベルでのリスク評価を12月16日から開始する。右評価は以下の5段階で表示される。各レベルにおいて取られるべき施策についても勧告される。
・レベル1:感染がコントロールできている
・レベル3:感染が増加中
・レベル4:感染が深刻に拡大中
※詳しくは、以下の12月2日付ノルウェー首相府、保険介護省、教育統合省共同プレスリリースをご参照ください。
https://www.regjeringen.no/no/aktuelt/ma-ha-smitteverntiltak-ogsa-i-julen/id2788526/
【問い合わせ先】
在ノルウェー日本国大使館 領事班
電話:(+47)2201-2900
メール: ryouji@os.mofa.go.jp
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