停戦合意に関する注意

●10日、軍事衝突に関する停戦合意が発効しましたが、バクー近郊にて詳細不明の爆発が発生する等、予断を許さない状況です。

●21時〜翌6時の外出規制を含む戒厳令は10日12時時点で解除されていません。

●テロ、その他のトラブルに遭遇することのないよう、人込みや繁華街を避ける等の自衛手段をとってください。

1 10日未明、アゼルバイジャンアルメニア・ロシア三か国の声明により停戦合意が発表されました。合意は既に発効しており、戦闘停止、ロシア平和維持軍のナゴルノ・カラバフ地域(コンタクト・ライン等)への展開、及びアゼルバイジャン西部とナヒチェヴァン自治共和国との間の輸送の安全の確保等が規定されています。

2 10日未明の報道によれば、バクー近郊のスムガイト〜フルダラン方面において、大きな爆発があった模様です。アルメニア側からのミサイル攻撃であった等の情報がSNS上に流れていますが、政府機関による発表は未だありません。

3 上記停戦合意が結ばれたところではありますが、停戦の実効性や戦闘再発の可能性については予断を許さない状況です。バクー、ゲンジェ、スムガイト、ミンゲチェヴィル等の各都市における21時〜翌6時の外出規制を含む戒厳令ついても10日12時時点では解除されていません。在留邦人・出張者等の皆様におかれましては、ご自身でも引き続き情報収集に努め、不要不急の外出は控えてください。

4 最近、市街において戦勝祝賀集会が散発的に発生しています。人が多く集まる場所ではテロの可能性も高まります。集会においてテロその他のトラブルに遭遇することのないよう、人込みや繁華街を避ける等の自衛手段をとり、警戒心をもって行動していただきますようお願いいたします。

 【送信元】

 在アゼルバイジャン日本国大使館領事班

電 話:+994-50-222-8063

   メール:consular@bk.mofa.go.jp

   H P:https://www.az.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html