リトアニア国内における新型コロナウイルス感染者等の状況（９月３０日）

１　リトアニア国内における感染者等（９月24日から９月30日まで）

　　新規感染者：計７６１名（先週４９０名）

　　（２４日１３８名，２５日１１４名，２６日１１１名，２７日９０名，２８日１０５名，２９日８８名，３０日１１５名）

　　累計感染者：計４６９３名

　　新規死亡者：計５名（先週０名）

　　累計死亡者：計９２名

２　報道内容

・引き続きクラスターと呼ばれる集団発生が各所で発生し，9月24日には，1日当たりの感染者が138人発生（過去最高）しております。感染多発地域は，カウナス郡（ラセイニャイ含む）、シャウレイ郡（ラドビリシュキス含む）、ビリニュス郡です。

・ただし，保健大臣は「感染の多くはクラスター内に収まっているため、現時点では、地域限定の検疫を導入する必要はないと判断している。」とも述べております。

・9月（28日発表）の感染状況は，若い感染者が増えており，特に、子供の感染が増加し、19歳以下が全体の12％を占め，一方、61歳以上は14％となっております。感染経路は海外からの感染者が大きく減少して、全体の6％（7月は26％、8月は11％）となっております。教育現場では計84の教育機関で、181人の感染者が発生（子供111人、教師55人、その他職員15人）しており，また，医療機関では，8月中に確認された医療従事者の感染者が27人であったのに対し、9月に入ってから既に126人の感染が判明しているなど感染拡大しております。

・９月29日付，過去２週間のリトアニアの１０万人あたりの感染者数は39.5(先週25.6)人です。このため，リトアニアから他国への入国が拒否される場合があります。リトアニアからEUを含む他国への渡航を計画される場合は，渡航先の入国制限を確認ください。

３　感染が疑われる場合のリトアニア国内の連絡先等について

【新型コロナ相談窓口】（１８０８）

　　在留邦人・旅行者の皆様に発熱と呼吸器系の症状が続くなど，新型コロナウイルスの感染が疑われる場合

　ア　コロナ相談窓口（午前8時から午後8時，英語可能）「１８０８」に電話をして状況を説明する。

　イ　指示により病院に行く必要がある場合には，バスやタクシーの使用は出来ず，自家用車で行く必要がありますが，自家用車が無い場合には，自治体が搬送することが義務づけられています。指示に従ってください。

　ウ　検査後は，検査結果が出るまで自主隔離となります。陽性で，入院の必要があると判断される場合には，救急車が来ます。

　　上記のようなドライブスルー検査を行っております。

　　詳しくは，

「こちら（https://www.lt.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00030.html）」

　をご覧ください。

　　ドライブスルー検査以外にも，有料ではありますが，私設のクリニックで検査を受けることもできます。