ノルウェー政府の新型コロナウイルス対策措置(オスロ市及びインドレ・オストフォル地域における公共交通機関等でのマスク着用推奨)(8月14日現在)

●14日、ホイエ保健介護大臣他は記者会見を開き、オスロ市及びインドレ・オストフォル地域における公共交通機関等でのマスクの着用を推奨する旨発表しました。その内容は以下のとおりです。

1 ノルウェー公衆保健研究所(FHI)及び保健局の助言に基づき、17日(月)より、オスロ市民及びインドレ・オストフォルド地域(インドレ・オストフォル市、ラッケスタ市、スキプトヴェト市及びマルケル市)生活・通勤圏の人々は、公共交通機関が混雑しており1メートルの距離が保てない場合にマスクの着用を推奨する。現況に鑑み、マスク着用は17日より2週間推奨される。

2 マスクの使用は、他人から1メートルの距離を保つというアドバイスに置き換わるものではない。距離を取ることはマスクの使用よりも予防効果がある。我々は1メートルの距離を取れない際の追加的予防としてマスクの使用を推奨する。

3 ホイエ保健介護大臣は、「症状がある場合は自宅にいる、よく手を洗う、症状が出た際は検査を受ける等の基本的な感染管理対策は依然として重要である。使い捨てマスク及び(手作り、市販問わず)布マスクのどちらも使うことができる。布マスクは洗うことができ、何度も使えることから、一度使った後に廃棄しなくてはならない医療用マスクに比べて、安く、環境に優しい。マスクの予防効果は40%と推定される。一方で1メートルの距離を保つことは感染のリスクを80%下げることが推定される。したがって、1メートルの距離を保つことはマスクの使用より重要である。」と述べた。

4 小学生(1年生から7年生)及び小学生以下の子どものマスクの使用は推奨されない。また、2歳以下の子どもはマスクを使用すべきではない。

5 保健局は上記1以外に、以下の場合マスク着用を推奨する。

(1)新型コロナウイスルの感染が確認されたもしくは症状のある人が自己隔離中に医療施設及び検査場への往来のために移送される場合。

(2)自宅待機義務の発生する国からノルウェーに到着した際に空港から自宅まで移動する場合。

(3)新型コロナウイスルの感染者もしくは症状がある者の世話をするために1メートルの距離が保てない近親者である場合。

(4)職場において対面による会話が避けられない場合。

【参考】

○8月14日付ノルウェー保健介護省プレスリリース

https://www.regjeringen.no/no/aktuelt/anbefaler-munnbind-pa-fulle-busser-og-tog-i-oslo-og-indre-ostfold/id2724562/

【その他参考】

ノルウェー政府新型コロナウイルス・ホームページ

https://www.regjeringen.no/en/topics/koronavirus-covid-19/id2692388/

〇当館からの新型コロナウイルス関連最新情報ホームページ

https://www.no.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00045.html

【問い合わせ先】

ノルウェー日本国大使館 領事班

電話:(+47)2201-2900

メール: ryouji@os.mofa.go.jp

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