新型コロナウイルス関連情報（ソフィアの封鎖措置に伴う公共交通機関への影響，ギリシャの非ＥＵ諸国民の入国禁止措置延長，オーストリア航空運休延長，及びブルガリア国内の感染状況）

【ポイント】

●本日から実施されているソフィア市の一部例外を除く封鎖措置により，公共交通機関の運行に影響が出ています。

●ギリシャ政府は，非ＥＵ諸国民の入国禁止措置を５月１５日まで延長しました。

●オーストリア航空は，定期便の運休を５月１７日まで延長しました。

●４月１７日午後５時時点で，ブルガリア国内の感染者は累計８４６名（うち４１名死亡，１４１名治癒）です。

●この２日間で約１００名の感染者が確認されました。現在，ソフィアを中心に急激に感染が拡大しています。外出を最大限に控え，感染予防に努めてください。

【本文】

○本日午前零時から実施されたソフィア市の一部例外を除く封鎖措置により，公共交通機関への影響が出ています。各機関の公式ＨＰや報道等によりますと，現時点の状況は下記のとおりですが，状況は刻々と変わりますので，必ずご自身で最新の運行状況の把握に努めていただくようお願いいたします。

＜鉄道＞

−ブルガリア国営鉄道は，ソフィア市内の停車駅をソフィア中央駅のみとし，ソフィア市内のその他の駅では停車しない旨発表しました。

−現時点において，ソフィア中央駅出発の列車はスケジュール通り運行しているとのことです（ソフィア到着の列車については記載なし）。

−詳細はブルガリア国営鉄道のＨＰ及びフェイスブック（ＦＢ）をご確認ください。

ＨＰ→ https://www.bdz.bg/bg

ＦＢ→ https://www.facebook.com/BulgarianRailway/

−ブルガリア国営鉄道は，乗客に対して，必要書類と申告書を必ず携行するよう要請しています。これらの必要書類と申告書については，以前に領事メールで案内した内務省ＨＰに掲載されている移動制限除外申告書及び雇用主からの証明書を指すと思われます。詳細は内務省ＨＰをご確認ください→ https://mvr.bg/press/актуална-информация/актуална-информация/актуално/преглед/актуално/обновена-бланка-на-декларация-за-преминаване-през-кпп-в-областните-градове

＜バス＞

−報道によると，ソフィア中央バスステーションは，４月２１日午前７時まで営業を停止したとのことです。

−また，ブルガリアの主要なバス運行会社であるＵＮＩＯＮ　ＩＶＫＯＮＩは，ＨＰ上で，保健大臣による指令に基づき，１７日零時から，指令の解除まで，国内運行を停止する旨発表しました。詳細は同社ＨＰをご確認ください→ https://union-ivkoni.com/news/забрана-за-влизане-и-излизане-от-софия-от-00-ч-на-17-април/69

−バスの利用を検討している方は，直接，利用するバス会社にお問い合わせください。なお，ソフィア中央バスステーションＨＰはこちら→ https://www.centralnaavtogara.bg/#b

○ギリシャ政府は，新型コロナウイルス対策として，３月１８日から非ＥＵ諸国民（日本人を含む）の入国禁止措置を執っていますが，同措置が５月１５日まで延長されました。ギリシャへの出国を検討していた方はご注意ください。なお，空港におけるトランジットは可能ですが，入国はできません。詳細は在ギリシャ日本国大使館の領事メールをご確認ください→ https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=87165

○４月１６日，オーストリア航空は，同社定期便の運休を５月１７日まで延長する旨発表しました。ウィーン経由での日本への帰国を検討していた方はご注意ください。詳細は，同社ＨＰをご確認ください→ https://www.austrian.com/Info/Flightinformation/Travel%20Alerts.aspx

○ソフィア空港発着便の減便，運休が依然として続いています。通常期であれば，ソフィア空港からは毎日４０便以上が運航しており，３月１３日の緊急事態宣言以降も毎日１０便前後は運航していましたが，最近はさらに減便して５便前後しか運航していない日が増えています。

−現在のフライト状況ですと，ソフィアから日本へ１回の乗り継ぎで行ける経由地は，ロンドン（ヒースロー空港），パリ（シャルル・ド・ゴール空港），フランクフルト，アムステルダムの４つに限られますが，フライトが毎日あるわけではないことから，ソフィアから日本への帰国便の選択肢は日によって異なり，また，１回の乗り継ぎでは日本に行けない日もあります。

−世界的に減便，運休が拡大しており，隣国のルーマニアでは，４月１６日以降，１回の乗り継ぎで日本に帰国できる便が当面なくなる状況になりました。

−日本への帰国を検討している方は，最新のフライト情報の入手に努め，可能な限り早めに行動されることをお勧めします。

−４月１７日及び１８日のソフィア空港出発便は下記のとおりです（４月１７日１８時時点）。詳細は，ソフィア空港ウェブサイトでご確認ください→ https://www.sofia-airport.bg/en/passengers/flight-information

４／１７：２２便中１５便欠航(７便運航)

ウィズエアー: ドルトムント，アイントホーフェン

ブルガリア航空:プラハ／チューリッヒ，ベルリン・テーゲル／フランクフルト，ブリュッセル，ウィーン，ヴァルナ

４／１８：８便中４便欠航(４便運航)

ウィズエアー: リスボン

ブルガリア航空: ロンドン・ヒースロー，アムステルダム／パリ・シャルル・ド・ゴール，マドリード／バルセロナ

ロンドン乗り継ぎの注意事項はこちら（在英国日本国大使館ＨＰ）→ https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00050.html

パリ乗り継ぎの注意事項はこちら（在フランス日本国大使館ＨＰ）→　https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_00029.html

フランクフルト乗り継ぎの注意事項はこちら（在ドイツ日本国大使館ＨＰ）→ https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html#06koukuubin