ウクライナの新型コロナウイルス対策(3月31日18:00現在)

【ポイント】

●3月31日,日本は、ウクライナ全土に対する感染症危険情報をレベル1からレベル2(不要不急の渡航は止めてください。)に引き上げました。

●在ウクライナ日本国大使館は,引き続き業務を行っています。

●3月31日現在も,キエフ市内の主要なスーパーマーケット,食料品販売店,薬局,ガソリンスタンドなどは営業を続けているほか,一部の飲食店では宅配サービスが利用可能です。

【本文】

在留邦人の皆様へ

たびレジ登録者の皆様へ

ウクライナ新型コロナウイルス対策関連情報は,当館HPに掲載しています。

  当館HP : https://www.ua.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular.html

1 ウクライナ全土に対する感染症危険情報レベル2への引き上げ

(1)3月31日,日本は,ウクライナ全土に対する感染症危険情報をレベル1からレベル2(不要不急の渡航は止めてください。)に引き上げました。これは,現在新型コロナウイルス感染症の拡大のスピードが加速しており,また,日本において輸入感染例が連日10人を超えて確認され,これら帰国・入国者が日本国内で陽性と確認された事例全体に占める割合が3月下旬では4人に1人となっている状況等を踏まえ,全世界に対してレベル2を発出したものです。

(2)3月31日10時現在,ウクライナでは549名の感染者が確認されています。ウクライナ政府からは特に生活に大きな影響を与えるような新たな追加の措置についての発表はありませんが,ウクライナ政府が現在実施中の各検疫体制に十分に留意するとともに,手洗いの励行,健康管理,室内を適度な湿度保つ,咳エチケットの励行,部屋の換気等を通じて,自らも感染予防に努めてください。また,インターネットなどからの不確実な情報に惑わされることなく,ウクライナ政府,在ウクライナ日本国大使館等からの最新情報を基に,引き続き冷静な行動に心掛けてください。

2 在ウクライナ日本国大使館は,引き続き日本人の方向けの領事業務等を実施しています。また,ウクライナに滞在中の日本人の方に対してできる限りの支援などを通じ,皆様の安全確保と必要な支援に万全を期していきます。新型コロナウイルス感染症に罹患した疑いが生じた方,及び,緊急の用件がある方は,在ウクライナ日本国大使館まで,メールや電話でご連絡・ご相談ください。

3 ウクライナ滞在にあたっての留意点等

(1)検疫期間中,検疫の遵守を呼びかけるための警察官によるパトロールが強化されています。禁止措置事項を遵守し,警察官から注意等を受けた際はその指示に従ってください。

(2)キエフ市内の状況

 キエフ市内の主要なスーパーマーケット,食料品販売店,薬局,ガソリンスタンドなどは営業を続けているほか,一部の飲食店では宅配サービスが引き続き利用可能です。また,引き続きタクシーや自家用車での移動は可能です。

(情報入手可能なサイト)

○日本国首相官邸HP「新型コロナウイルス感染症に備えて 〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜」

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html

○在ウクライナ日本国大使館HP

https://www.ua.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular.html

ウクライナ最高会議HP:新型コロナウイルス感染症に関する特設サイト(英語)

https://covid19.com.ua/en

ウクライナ保健省HP:新型コロナウイルス感染症情報(ウクライナ語)(https://moz.gov.ua/koronavirus-2019-ncov

【問い合わせ先】

ウクライナ日本国大使館領事部

電話:+38(044)490-5500

FAX:+38(044)490-5502

HP: https://www.ua.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular.html

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