オスロ近郊のモスクにおける銃撃事件の発生に係る注意喚起

1 8月10日午後、オスロ西側に隣接するバーレム県にあるモスクにおいて銃撃事案が発生し、1名が負傷しました。

2 事件の背景などは明らかになっておらず、捜査中ですが、ノルウェーを含め外国ではこうした不測の事態に常に警戒する必要があります。

3 在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めるとともに、不必要に現場周辺に近づかない等、安全確保に十分注意してください。

4 また、明日8月11 日(日)から8月14日(水)頃までは、イスラム教の犠牲祭に当たります。犠牲際期間中やその前後の大規模行事はテロ等の標的となり易いことに留意してください。

【本文】

1 8月10日(土)午後4時頃、オスロ西側に隣接するバーレム県にあるモスク(al-Noor Islamic senter)において銃撃事案が発生し1名が負傷しました。犯人はその場で既に逮捕されていますが、警察は本件について捜査を継続しています。

2 本件については,未だ事件の背景などは明らかになっておりませんが,当地に滞在している方や渡航を予定している方は,改めて次の事項に注意を払い,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。

(1)テレビ,ラジオや新聞等の報道に注意を払い,最新の関連情報の入手に努める。

(2)8月11 日(日)から8月14日(水)頃までは、イスラム教の犠牲祭に当たります。犠牲際期間中やその前後の大規模行事がテロ等の標的となり易いことに留意する。

(3)宗教施設をはじめ,観光施設やイベント会場等の人が多く集まる場所や施設,駅や公共交通機関政府関係機関などは,テロ等の標的となりやすいことを認識し,常に周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等,その場の状況に応じて安全確保に十分注意を払う。

(4)不測の事態の発生を念頭に,会場や施設内では避難経路等についてあらかじめ確認する。

(5)事件に遭遇した場合には,まず身を伏せた上で,周囲の状況を把握するよう努め,可能であれば早めにその場から立ち去る。その際,現場の警察官等の指示をよく聞き,冷静に行動するように努める。

3 また,何らかの邦人被害の情報に接した場合には,当館にご連絡ください。

4 3か月以上海外に滞在する方は在留届の提出を,3か月未満の場合は「たびレジ」への登録を必ず実施してください(「たびレジ」の登録: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができます。また,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに配信しています。

*「たびレジ」簡易登録された方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続きをお願い致します。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete

【問い合わせ先】

ノルウェー日本国大使館領事班

電話:(+47)2201−2900(代表)