イスラエル・パレスチナにおける注意喚起、安全対策2/10

当地に渡航・滞在する邦人の皆様へ

イスラエル日本国大使館

2018年2月10日

イスラエルパレスチナにおける注意喚起、安全対策2/10

(ポイント)

 2月10日午前、シリア側での内戦激化の影響により、ゴラン高原及び同近隣地域へも攻撃が行われ、一連の戦闘行為の中でイスラエル空軍機が撃墜され、操縦士計2名が重軽傷を負う状況が発生しています。

1.事案状況

(1) 2月10日(土)早朝、イスラエル国防軍がシリアから越境飛来した無人機を撃墜。その際、シリア側から地対空ミサイルが複数発射されたため、イスラエル北部地方に空襲警報が発せられた。

(2) 無人機の撃墜に向かったイスラエル国防軍戦闘機が撃墜され、ゴラン高原に墜落し、パイロット2名のうち1人重傷、1人軽傷。シリア領内からの地対空ミサイルに撃墜されたかどうかは現時点で不明。

(3) その後、イスラエル国防軍は戦闘機でシリア領内の軍事拠点と思われる複数の拠点を攻撃。

(4) 現在国防省にて今後の対策を検討する緊急会議が行われている。

2.現地の情勢については引き続き流動的であり、予断出来ない状況でありますが、既に累次の注意喚起でもお知らせしていますとおり、当地に渡航・滞在される方は、不測の事態に巻き込まれることのないよう具体的に以下の対応に努めてください。

(1) 最新の関連情報を入手して下さい。

(2) 当地ではシリアやガザ地区等からのロケット弾等の飛来の可能性があることを常に考慮し、ロケット弾等の飛来を知らせるサイレン等に接した場合には、近隣のシェルター又は堅牢な建物に避難できるよう日頃より心がけて下さい。

(3) 海外安全情報に従い、イスラエル国内のレベル3(渡航中止勧告)に指定されている地域には近寄らないで下さい(外務省海外安全ホームページ参照: http://www.anzen.mofa.go.jp/ )。また、ゴラン高原の危険情報については、シリア側の情報も併せてご確認下さい。

3 問い合わせ先

イスラエル日本国大使館  

Tel: +972-(0)3-6957292

Fax: +972- (0)3-696-0340

Eメール: ryouji@tl.mofa.go.jp

大使館HP: http://www.israel.emb-japan.go.jp/html/indexjp.html

在留届電子登録・変更(3ヶ月以上の滞在):https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/

たびレジ登録・変更(3ヶ月未満の渡航): https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/