在留邦人の皆様
〇ポイント
キリスト教行事であるイースター期間を迎え,教会や関連行事等がテロの標的となることが懸念されます。
〇本文
1 世界では,特に今月に入ってから,以下のとおりテロ事件が続発しています。これらは,近年テロ事件が発生していない国又は都市も含まれています。当国でも一昨年から昨年にかけ大規模テロ事件が連続発生しておりますが,改めて,いつどこでテロが起きてもおかしくないとの認識を持つことが重要です。
○4月3日 ロシア:サンクトペテルブルク地下鉄での爆発事件
○4月7日 スウェーデン:ストックホルム市内ショッピングセンターにおけるトラック突入テロ事件
〇4月9日 エジプト:アレクサンドリアにおける教会爆弾テロ事件
また,4月中旬にキリスト教行事であるイースター期間を迎え,関連行事や教会等がテロの標的となることが懸念されます。
これに伴い,当地米国大使館などは,今週末のイースターホリデーに関して,教会や関連する行事に対してテロの脅威があるとして,自国民に注意喚起を行っています。
2 上記状況に鑑み,在留邦人の皆様におかれましては,テロ等不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の治安情報の入手に努められ,教会などの宗教的な場所だけでなく,テロの対象となりやすい人が多く集まる場所や行事,大型商業施設や政府・軍・警察関係施設等は可能な限り避ける等,自らの安全確保に十分注意して下さい。
2017年4月14日
在チュニジア日本国大使館
領事班