ナイジェリア大使館からの注意喚起・アブジャ空港閉鎖

「タイトル」

在ナイジェリア日本大使館からの注意喚起(アブジャ空港一時閉鎖)

「ポイント」

●ナイジェリア政府による発表のとおり,3月8日から4月19日までの6週間,アブジャ空港(Nnamdi Azikiwe International Airport。以下,「アブジャ空港」という)が閉鎖します。

●空港閉鎖期間中,不要不急の陸路移動を控えるなど,事件事故のリスク回避に努めて下さい

●各種証明書等の申請を予定されている方は,お早めに領事班まで御相談下さい。

「本文」

在留邦人等の皆様へ

2017年2月1日

在ナイジェリア日本大使館

 ナイジェリア政府による発表のとおり,アブジャ空港は,滑走路工事のため3月8日から4月19日までの6週間,閉鎖される予定です。つきましては,以下のとおり御注意いただきますようお願いします。なお,本件については,不分明な点も多いことが現状です。期間については変更となる可能性も排除できません。当館としては,空港閉鎖に関する新たな情報を入手した場合は,随時本メールを活用し情報提供致します。御不明の点等ありましたら,当館警備・領事班までお問合せ下さい。

1 個々による危機管理の徹底

テロや一般犯罪に対しては,昨年末に発信致しました新年休暇前の注意喚起を含め,これまでどおり,夜間早朝や人が集まる場所への外出等を避けるなど,引き続き十分に御注意下さい。

加えて,今回の空港閉鎖期間中には,平常時以上に有事の際の対応(応援,救出,避難,搬送)が困難になることが予想されます。国内外への不要不急の渡航・出張をはじめ,フライトに代わる長距離の陸路移動等は控えるなど,可能な限り事件・事故に巻き込まれないよう,在留邦人各位による危機管理・リスク回避に努めて下さい。また,各自の水及び食料の備蓄についても改めて確認しておいて下さい。特にアブジャ在住の方は以下の諸点にも御留意下さい。

(1)空港閉鎖に伴い,陸路の交通事情にも変化(渋滞の発生,交通事故の多発)が予想されます。地域別の交通・治安事情等,常に最新情報の入手に努め,「何をするにも,安全な日本ではない」ということを常に意識して行動してください。

(2)空港閉鎖に伴い,普段利用し慣れた各種施設であっても利用客の数など状況が変化することが考えられます。多くの人が集まることで避難しにくくなり,(※)場所によってはテロの標的にされやすくなることから,利用はより慎重に判断して下さい。

(※)大規模イベント会場,ショッピングモール,スーパーマーケット等不特定多数が集まる場所,レストラン,ホテル,モスク・教会,公共交通機関,ホテルなどの宿泊施設,ビーチ等のリゾート施設,観光施設,政府・軍・警察関係施設(含む刑務所),欧米関連施設(含むレストラン)等

(3)アブジャ空港閉鎖期間中は,カドゥナ空港(Kaduna International Airport)が代替空港として指定されておりますが,同地域は渡航情報レベル3(渡航中止勧告)でありますので,同代替空港の不要不急の利用は控えて下さい。仮に利用せざるを得ない場合にありましては,移動間の警備対策(防弾車での移動,武装警察官による身辺警護等)を講じる等,安全対策及びリスク回避に努めて下さい。

2 証明書等の申請

 空港閉鎖期間中はアブジャへの往来が困難となることから,今後,旅券,各種証明書等の申請を予定されている方は,必ずお早めに当館領事班(visanigeria@la.mofa.go.jp)へ御相談の上,申請いただけますようお願いします(※ラゴス等,アブジャから遠方に在住の方につきましては,別途御案内申し上げた領事出張サービスも御活用ください)。

●在ナイジェリア日本大使館

警備・領事班

TEL:(234−9)461−2713〜2714、3289〜3290(代)

(※不通の場合)080−3629−0293(緊急電話)

メールアドレス:visanigeria@la.mofa.go.jp