デモに伴うご注意

先週末、バーレーン国内各地でデモが発生しました。今後も継続して発生する可能性がありますので、シーア派地区には近づかないようにして下さい。

1 デモの原因

当国矯正施設内における新型コロナウィルス陽性患者の増加に伴い、受刑者の家族等による待遇改善や釈放を求めるのデモが、シーア派地区及びその周辺にて行われております。

 今までのところ、当局とデモ隊との大きな衝突は報告されておりませんが、今後状況が変化する可能性がありますので、在留邦人の皆様におかれましては、シーア派地区には近づかないようにして下さい。

2 週末にデモが実施された地域

 バニ・ジャムラ(Beni Jamrah,地図2)、ディラーズ(Diraz 地図3)、バールバール(Barbar 地図4)、サール(Saar 地図7)、アブ・サイビ(Abu Saybi 地図11)、ムクシャ(Al Muqsha 地図13)、カルババード(Karbabad 地図16)、デイエ(Ad Daih 地図20)、サナビズ(Sanabis 地図21)セヘラ(As Sahlah 地図22)、ビラード・アル・カディーム(Bilad Al Qadeem 地図24)、ナイム(Naim 地図26)、サルマバード(Salmabad 地図28)、アーリ(Aali 地図29)ヌウェイドラート(Nuwaidrat地図34)、エクル(Akr 地図36)、シトラ(Sitra 地図37),ドミスタン(Damistan 地図39),カルザカン(Karzakkan 地図40)

【地図】

https://www.bh.emb-japan.go.jp/files/100149572.pdf

3 シーア派地区の特徴

修繕されていない古い建物が多い、落書きが消されていない、黒い旗が掲げられている等の特徴があります。

4 注意点

シーア派地区では、参集者と治安部隊との間で衝突(石や火炎瓶の投てきに対治安部隊が催涙ガス弾や散弾銃で応戦)があるほか、タイヤ放火やガレキ等の障害物により道路が封鎖され、ときには脱出できない場合がありますので、昼夜を問わず立ち入らないでください。

・事件や不測の事態に巻き込まれることのないように最新の情報入手に努めるとともに、緊急時の連絡手段を確保してください。

・ショッピングモール、ホテル、観光施設、市場等不特定多数が集まる場所に行く際には、周囲の状況に注意を払い、「爆発音を聞く」「煙を見る」「人が多数集まっている」ほか不審な状況を察知したら、直ちにその場を離れるなど、安全確保に十分注意を払ってください。

【問い合わせ先】

バーレーン日本国大使館 領事部

メールアドレス: nippon@bh.mofa.go.jp

当館公式サイト(日本語) http://www.bh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

電話:+973-1771-6565

FAX:+973-1771-5059

休館日はこちら  http://www.bh.emb-japan.go.jp/japan/aboutUs3.htm

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