国内治安情勢への注意喚起

ポイント 

南部諸民族州での激しい民族間衝突の発生や、ティグライ系の野党及び住民による反政府活動の動きが報じられています。身の回りの状況には十分注意して行動して下さい。

平成30年6月15日

在留邦人及び旅行者の皆様へ

エチオピア日本国大使館

国内治安情勢への注意喚起

1 オロミア州との州境付近にある、南部諸民族州内の複数の地域(Wolkite 等)において、激しい民族間衝突が発生しています。これらの地域では、道路封鎖や民家の破壊が行われ、死者も発生している模様です。

2 今月初旬の与党EPRDF執行委員会による決定を契機として、エリトリアエチオピアとの間の国境問題等に関し、主にティグライ系の野党及び住民が反発を強めているとの報道が一部でなされています。今後、これらを背景に、反政府抗議デモの発生等、治安情勢が悪化する可能性があります。

3 在留邦人及びたびレジ登録者の皆様におかれましては、群衆の集まる場所や道路封鎖が行われている場所に遭遇したときは直ちに引き返して下さい。また、鎮圧のため治安部隊が投入された場合、発砲するおそれがありますので、これらの騒動に巻き込まれないよう周囲の状況には十分注意を払い、安全確保に努めて下さい。

以上

【在エチオピア日本国大使館】

代表電話:011-667-1166

《緊急連絡先》

警備領事班

0911-216-773(鈴木)koji.suzuki@mofa.go.jp