在留邦人男性被害に係る窃盗(すり)事件の発生

●2月5日(月)午後8時頃、在留邦人男性がハルツーム地内においてバス乗車中、すりの被害に遭いました。

●経済情勢の悪化に伴い、犯罪の増加傾向が続いています。

●公共交通機関を利用する際は、選定や乗車時の所持品に十分注意し、タクシーや車に乗車中又は駐車中は、必ずドアロックをするようお願いいたします。

2月5日(月)午後8時頃から同8時5分頃までの間、在留邦人男性が、ハルツーム国際空港南側のアフリカ・ストリート上ジレイフ・ターン交差点から、リヤド方面へ向かうバスに乗車中、ポケットに入れておいた現金及びIDカード在中の財布を窃取されました。

当時、バス停留所には多くの人が乗車待ちしており、大勢の客と揉み合いになりながら乗車して座席に座りました。被害者は、乗車前に盗難予防のため、財布を下衣の後部ポケットから前部ポケットに移動しましたが、乗車後に運賃を支払おうとしたところ、財布がないことに気付きました。

治安当局関係者らによると、経済情勢悪化に伴い国内各地おいて、主として金品目的犯罪の増加傾向が続いており、昨年末来、タクシー運転手による強盗事件やアムジャの盗難事件等も発生しております。また、物乞いの男が、女性や子供連れの女性が運転する車を狙い、ドアを無理矢理開けようとしたり、車を傷付ける事案が発生しているようです。

皆様におかれましては、公共交通機関を利用する際は、その選定や利用時間帯等十分注意していただくとともに、車両に乗車中又は駐車中いずれにおいても必ずドアをロックし、貴重品を置いたままにしないようご注意ください。

2018年2月13日

スーダン日本国大使館