[在ラトビア大使館]スリ等の犯罪に対する注意喚起

【ポイント】

○6月15日,リガ市内リガ中央駅で日本人旅行者がスリ被害に遭いました。

○6月15日,リガ市内ファーストフード店で日本人旅行者がケチャップ強盗被害に遭いました。

○例年,観光シーズンには日本人をターゲットとしたスリや窃盗等による被害が後を絶ちません。常に身の回りに注意しておくことが肝心です。

在留邦人の皆様

たびレジに登録された皆様

2017年6月20日

ラトビア日本国大使館より

【被害例】

1 スリ被害

 日本人短期旅行者が,リガ中央駅から電車を利用してユールマラ市へ向かおうと,夕刻、駅ホームで財布を手に持ち,友人と一緒に電車を待っていた。乗車前に財布を口が閉まらないタイプのバッグへ入れたが,乗車後にバッグを確認したところ,財布が無くなっていた。

2 ケチャップ強盗

 日本人短期旅行者が,午後10時頃リガ中央駅に面したファーストフード店内で知人と飲食中,アジア系の男女から服に液体のようなものが付着していると声をかけられた。衣服を洗うため,身に付けていたバッグを置いて席を離れたところ,戻ってきた時にはバッグは無くなっており,席で待っていた知人もバッグが持ち去られたことに気づかなかった。

【注意事項と対策】

1 路面電車,バス,トロリーバスなどが主な公共交通手段ですが,車内や駅ホームでスリに遭わないよう,財布などの貴重品を周囲に見せないようにする事が肝心です。また、なるべくチャック式のバッグで外出し,バッグなどの所持品は身体の前に抱えるようにして持つなど,気をつける必要があります。

2 見知らぬ人が声を掛けてきた時には,それに気を取られているすきにスリを働こうとする人が近くにいる可能性もあると考えて注意することが必要です。親切な人物を装い接触する窃盗犯も多く,十分気をつける必要があります。

3 首都リガの旧市街,中央駅,中央市場などの人混みの中を歩く時は,スリ,ひったくり,置き引きに注意して下さい。また,人通りが少ない時間帯や場所も避けて下さい。バスターミナルやその周辺では特に注意が必要です。

4 夏の観光シーズンには,旧市街地域や中央駅周辺において,浮浪者,薬物中毒者や酔っぱらいの数が増加する傾向があります。特に夜間の旧市街では,酔っぱらいによる突発的な傷害事件も時折見られますので,こうした人物を見かけても相手にせず,できるだけ遠ざかるようにしてください。

○在ラトビア日本国大使館

住所:Vesetas iela 7, Riga, LV-1013, Latvia

電話: 6781-2001

国外からは(国番号371)-6781-2001

FAX: 6781-2004

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