デモに関する情報(6月20日)

パリ警視庁は,6月20日(土)にパリにおいて行われるデモに関する報道発表を行ったところ,以下のとおりお知らせします。6月16日にパリ保健省前にて行われた医療関係者に関するデモにおいて,一部の扇動家により破壊行為が行われたため,治安部隊が催涙ガスを使用した事案がありました。今後も同様の事例が発生する可能性が否定されないところ,外出の際は予め情報収集を行うとともに、デモなど人が多く集まって騒いでいる場に遭遇した際は,すぐにその場を離れるなど,身の回りの安全に十分注意してください。

○警視庁が許可したデモ

(1)2007年に黒人男性が警察に逮捕された際に死亡したとされる事件に関する追悼デモ

13時,Republique広場(10区)に集合,18時頃からAmandiers通り(20区)に向けて行進,22時解散

(2)不法移民の正規化を求めるデモ

14時,Nation広場 (12区) からBataille de Stalingrad広場 (19区) 向けて行進,18時30分解散

(3)デモ理由不明

15時,Republique広場 (10区) からChatelet広場(1区)に向けて行進,18時解散

○無許可のデモ

いずれも破壊行為や暴力,公衆への危険が伴うなどとして警視庁は以下のデモを禁止しましたが,報道によれば無許可のまま実施される可能性があり,デモのルート上のメトロ駅が一部閉鎖される可能性もあると報じられています。

(1)黄色いベスト運動

9時30分〜18時,パリ市内で2つの行程のうち,1つは集会などが禁止されているシャンゼリゼ大通り近辺を含むとされ,シャンゼリゼ付近には治安部隊が展開する模様。

(2)ディジョン及びニースにおけるマグレブコミュニティとチェチェンコミュニティの対立にかかる暴動に関するデモ

14時〜17時:Bastille広場またはPalais Royal広場にて開催

(3)黒人差別主義者や警察の暴力に対するデモ

15時〜20時30分,コンコルド広場の米国大使館前にて,Ligue de defense noire africaineという団体がソーシャルネットワークにてデモを呼びかけている。

(4)この他,トロカデロ広場,ベルシーなどでもデモが呼びかけられている。

警視庁プレスリリース:https://www.facebook.com/prefecturedepolice/posts/4749386241753547

警視庁ツイッターhttps://twitter.com/prefpolice/status/1273914269738950656

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