当地に在留・滞在又は渡航を予定している邦人の皆様へ
在イスラエル日本国大使館
2020年1月28日
米政府からの中東和平案発表予定に伴う注意喚起1/28
(ポイント)
● 本日(1月28日(火)),米政府が中東和平案を発表する旨の報道がなされており,パレスチナ側の反発(デモ,抗議集会)に伴う治安悪化が懸念されます。
1 本日19:00頃,米政府による中東和平案が発表される旨の累次報道がなされています。
2 これに関連し,パレスチナ諸派は,米国による一方的な和平案の発表に抗議するため,エルサレムやラマッラを含むパレスチナ全域(60号線等の主要な道路を含む)で抗議活動の実施を呼びかけています。
3 特に,毎週金曜日の正午頃には,各地モスクにおいて,イスラム教徒による大規模な集団礼拝(金曜礼拝)が行われますので,それに伴うデモ,衝突等,治安の悪化が懸念されます。
4 イスラエル及びパレスチナに所在する米国関連施設(大使館,総領事館等)周辺においても抗議デモ等が実施される可能性がありますので,同施設周辺への接近についても十分な注意が必要です。
5 当地に渡航・滞在される方は,不測の事態に巻き込まれることのないよう具体的に以下の対応に努めてください。
(1) 最新の関連情報を入手して下さい。
(2) 衝突や暴力事案が発生する可能性のあるエルサレム旧市街,東エルサレム,ヨルダン川西岸地区内各所に設置のイスラエル軍検問所付近,イスラエル人入植地付近等にはできるだけ近寄らない等,十分注意を払って下さい。
(3) 以下の施設・機関に出入りし,接近し,又は利用する際は,十分注意して行動してください。
米国大使館及び同国関連施設,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設),教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベント会場,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパー・マーケット,ナイトクラブ及び映画館等の不特定多数の人が集まる施設。
(4) 訪問場所及び付近の治安状況を十分確認の上,状況次第では予定している行動を変更(中止)することも検討して下さい。万が一,抗議活動の現場に遭遇した場合には,決して近づかず,直ちに安全な場所に退避して下さい。
(5) 行動にあたっては,「巻き込まれ」の危険性に十分注意を払うとともに,海外安全情報(外務省海外安全ホームページ),当地報道及び在イスラエル日本国大使館ホームページ等から,最新の治安情報を入手するように心がけて下さい。
6 問い合わせ先
在イスラエル日本国大使館
Tel: +972-(0)3-6957292
Fax: +972-(0)3-6960340
Eメール: ryouji@tl.mofa.go.jp
大使館HP: https://www.israel.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.htm
在留届電子登録・変更(3か月以上の滞在):
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
たびレジ登録・変更(3か月未満の渡航):