●ストラスブールでは本日11月22日から12月24日までクリスマス・マーケットが開催され,多くの観光客や一般市民で賑わいます。
●こうした不特定多数の人々が集まるイベント会場はテロの標的となりやすく,また,すりや置き引き等の盗難被害に遭うリスクも存在しています。
●クリスマス・マーケット等のイベント会場を訪れる際には,御自身や御家族の安全対策に十分注意を払っていただきますようお願いいたします。
1 2018年12月にストラスブールのクリスマス・マーケットで銃撃テロが発生し,多くの人々が犠牲となりましたが,フランスには依然としてテロの潜在的な脅威が存在しており,本年も治安当局によるイスラム過激主義者やテロ関連事件の摘発が相次いでいます。
2 ヨーロッパの各都市では年末にかけてクリスマス・マーケット等の様々なイベントが催され,多く観光客や一般市民で賑わいますが,こうした不特定多数の人々が集まるイベント会場はテロの標的となりやすく,また,すりや置き引き等の盗難被害に遭うリスクも存在しています。
【テロ対策のポイント】
●最新の治安情報の入手に努める。
●クリスマス・マーケット等の不特定多数の人々が集まる場所や施設はテロや犯罪の標的となりやすいことを十分認識する。
●クリスマス・マーケット等の会場を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え,その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。
●現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には,警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。
【すり・置き引き対策のポイント】
●必要以上の多額の現金や高価な貴重品を持ち歩かない。
●不用意に人前で財布や現金を取り出さない。
●ズボンの後ろポケットや鞄の外ポケットなどの目の行き届かないところに貴重品を収納しない。
●常に貴重品に意識を向ける(定期的に「触って」,「見て」確認を)。
●鞄や荷物から目を離さない。鞄や荷物は目の行き届くように体の前に携行する。
●人が混雑する場所は,なるべく避ける。
●人混みの中で体を不自然に押されたり,触られたりしたときは,すぐに所持品を確認する。
●見知らぬ人が不自然に話しかけてきたり,近づいてきた場合には,すりに警戒する。
●万が一盗難被害に遭った場合には,二次的被害を防止するため,速やかにキャッシュカードやクレジットカード等の利用停止手続をとり,警察に被害を届け出る。また,自宅や自動車の鍵を盗まれた場合には,鍵の交換を速やかに行う。
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