【安全対策情報】ラマダン,中間選挙に伴う注意喚起

●5月6日(月)からイスラム教のラマダンに入り,今週末は最初の週末となります。

●また、週明け13日(月)は,フィリピン全土において中間選挙が実施されます。

●そのため、この週末は、フィリピンにおける政治的対立による事案やイスラム過激主義によるテロの発生等に特に注意する必要があります。

●政治的なデモや集会が開催される場所への立ち入りはできるだけ避けるとともに,標的となりやすい公共の場所,公園,ショッピング・モールなど不特定多数の人が集まる場所では常に周囲に注意を払ってください。

フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

在フィリピン日本国大使館

1 フィリピンにおいては,5月6日(月)から,イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダン月に入っています。

 特に,イスラム過激派組織ISIL (イラク・レバントのイスラム国)等は,過去,ラマダン月の期間にテロを呼びかける声明を発出していることから,近年,ラマダン月及びその前後の期間に世界中で多数のテロ事件が発生しています。

2 また,週明けの13日(月)には中間選挙が実施されます。

3 上記事情が重なる今週末(10日〜12日)は,フィリピンにおける政治的対立による事案やイスラム過激主義によるテロの発生等に特に注意する必要があります。そのため,政治的なデモや集会が開催される場所への立ち入りはできるだけ避けるとともに,標的となりやすい公共の場所,公園,ショッピング・モールなど不特定多数の人が集まる場所では常に周囲に注意を払ってください。

 また,最新の関連情報の入手に努めるとともに,緊急事態に備え,携帯電話等の連絡手段を確保するようにしてください。

4 海外渡航の際には,万一に備え,家族,友人,職場等に,日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

 3か月以上滞在される方は,現地在外公館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。

 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新の安全情報や,緊急時に現地在外公館の連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(問い合わせ窓口)

在フィリピン日本国大使館

 住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300, Philippines

 電話: (63-2) 551-5710

 FAX : (63-2) 551-5780

 ホームページ: https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在セブ領事事務所

 住所:7F, Keppel Center, Samar Loop cor. Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City, Philippines

 電話: (63-32) 231-7321

 FAX : (63-32) 231-6843