在ナイジェリア大使館からのお知らせ (年末年始のテロ・犯罪)

これから年末年始にかけてクリスマス等の宗教行事を狙ったテロや一般犯罪の悪化が懸念され,米・英・加・豪などの当地主要国外交団も注意喚起の通達を発信しています。

改めて危機管理と安全対策に努めてください。

ナイジェリアにお住まいの皆様へ

ナイジェリア旅行中(または旅行予定)の皆様へ

2017年12月5日

在ナイジェリア大使館

1 これからのクリスマス期をはじめ年末年始にかけて,人が集まる場所やイベント会場等を狙ったテロの発生が懸念されます。11月21日にはアダマワ州・ムビ地区のモスクでの50人以上の死傷者を出した自爆テロが発生。12月2日にもボルノ州・ビウ地区の市場において発生した自爆テロで少なくとも12人が死亡したと報じられています。「ボコ・ハラム」や「西アフリカのイスラム国」(ISWA)によるテロや外国人誘拐のリスクは依然として非常に高く,米・英・加・豪など主要国も,北東部のみならず国内各地においてテロや誘拐が起こりうるとして,この時期の警戒を高めています。

 これらテロの標的となりやすい場所(例:市場,モスク・教会,公共交通機関等の不特定多数が集まる場所,イベント等が開催されるホテルなどの宿泊施設やレジャー施設,政府・軍・警察関係施設,外国人の利用が多いレストラン等)を訪れる際には,現場の混雑具合や駐車場の様子等主に周囲の状況(特に不審者・車両・物件の有無等)に注意を払い,危険を察知したら速やかにその場を離れるなど安全確保に努めてください。

2 一般犯罪に関しても例年この時期に増加するところ,今年は例年以上に発生状況が深刻と言われています。身代金目的の誘拐,武装強盗に加え,アブジャラゴス等の都市部では,街中で被害者のバッグや携帯電話を複数人でひったくる手口が複数報告されており注意が必要です。また,外国人や富裕層が利用するレストラン,ファーストフード店周辺での強盗被害も発生しています。

 外出の際は必ず運転手付の車両で移動し,乗車中も油断せずに周囲の状況に注意を払ってください。また,特に夜間は不要不急の外出はなるべく避け,外出する際も可能な限り複数人・車両での移動を心がけてください。

3 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

 さらに,渡航・滞在先の国・地域において緊急事態が発生した場合,メールアドレス等を登録されている場合には,外務省から随時一斉メール等により最新の情勢と注意事項をお伝えしています。

3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html

3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。

https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#

(お問い合わせ窓口)

 ○外務省領事サービスセンター

 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1

 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)

 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047

 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5140

 ○外務省 海外安全ホームページ

 http://www.anzen.mofa.go.jp/

 http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.htmlスマートフォン版)

 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地在外公館連絡先)

 ○在ナイジェリア日本国大使館(領事班)

 電話(代表)090-6000-9019/9099

 (※代表電話が不通の場合)080-3629-0293(←休館日・閉館時間帯の緊急電話)

 電子メール visanigeria@la.mofa.go.jp