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在南ア日本大使館からの注意喚起(麻しんの流行)

【タイトル】

 在南アフリカ大使館からの注意喚起(麻しんの流行)

【ポイント】

現在、当地や周辺国で麻しんが流行しており、麻しんによる死亡者は減少しているものの、多くの発展途上国、特にアフリカやアジアの一部で麻しんの感染が頻繁にみられています。唯一の予防策であるワクチンの予防接種歴を今一度確認してください。

【本文】

南アフリカにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

              平成29年3月17日

           在南アフリカ共和国日本国大使館

1.背景

 当地の国立感染症研究所(以下のリンク参照)の3月16日付けアラートにありますように、ヨハネスブルグや西ケープ州等でワクチンの予防接種を受けていない学童を中心に今年になってから29名の麻しん感染者が出ています。また他の南アフリカ諸国でも流行の兆しが出ています。

2.麻しんについて

(1)感染源

 麻しんは伝染性の強い急性発疹性のウイルス感染症で、感染者の気道分泌物(鼻、咽頭、口腔からの飛沫、飛沫核)による空気感染、飛沫感染などにより感染します。

(2)症状

 潜伏期間は10〜12日で、主な症状は38℃前後の発熱、咳、鼻汁、結膜充血、目脂、発疹などです。合併症のないかぎり7〜10 日後には回復しますが、合併症として中耳炎の他、肺炎、脳炎などを来すこともあり、特にワクチンを接種していない幼児や妊婦には死亡を含む合併症のリスクが最も高く注意が必要です。

(3)治療

 特別な治療法はなく対症療法が中心となります。一度、典型的な麻しんを発症した人は、通常、終生免疫が獲得されます。

(4)予防方法

 麻しんウイルスは感染力が非常に強いため、最も有効な対策は、事前のワクチン接種による予防となります。

 現在日本国内では麻しん風しん混合ワクチンを定期予防接種として、生後12月から生後24月に至るまでの間にある小児(1期接種)及び小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある5歳以上7歳未満の小児(2期接種)に対して実施しています。

 この機会に、ご家族も含め、それぞれの予防接種歴の確認し、これまで予防接種を受けていない方や、1回しか接種を受けていない方には、麻しん風しん混合ワクチンの接種をお勧めします。

 南アフリカでは麻疹単独のワクチンはなく、MMR(麻疹、おたふく風邪、風疹)の三種混合ワクチンが近隣の病院などで接種可能です。

 麻疹に関して詳しくは以下のリンクをご参照ください。

○連絡先

 在南アフリカ日本国大使館 電話+27 12 452 1500 代表:医務官、領事

「リンク先」

○NICD measles alert

 http://www.nicd.ac.za/?page=alerts&id=5&rid=733

○麻疹について(厚労省、日本語)

 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html

国立感染症研究所 感染症情報センター 麻疹

 http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html

○Measles Frequently Asked Questions(English, PDF)

 http://www.nicd.ac.za/assets/files/Document_FAQ_measles_20170111.pdf

○Measles Fact sheet (WHO, English)

 http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs286/en/

○麻しんについて (ファクトシート)(上記の邦訳)

 http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/04060944.html

○ニュース

 https://medical-tribune.co.jp/news/2017/0315506728/

                    以上