マリ南部における外国人労働者の拉致事件連続発生に伴う注意喚起

・11月6日(木)、マリ南部カイ州においてインド人5名の拉致事件が発生致しました。

・11月8日(土)、マリ南部クリコロ州において中国人4名の拉致事件が発生致しました。

 11月6日(木)、カイ州コブリ(Kobri)近郊で、電化工事を請け負うインド企業の宿泊現場に武装集団が襲撃し、インド人作業員5名がその場で拉致され、行方不明となっています。

 11月8日(土)、首都バマコから約30km離れたクリコロ州ムトゥグラ(Moutougoula)とバギネダ(Baguineda)で、中国企業が運営する2箇所の施設が武装集団に襲撃され、中国人作業員が少なくとも4名拉致されました。

 また、先般誘拐されたUAE人の解放に50百万ドルの身代金を支払ったとの報道や10月下旬〜11月上旬にかけ、エジプト人3名が誘拐される事件が発生し、テロリストが5百万ドルを要求しているという情報もあります。

当地マリにおける外務省の渡航危険度レベルは、首都バマコ含む全土をレベル4(退避勧告)に設定しております。今年は外国人が誘拐される事案が頻発しており、バマコ内でも外国人に対する事件が発生する可能性もありますので十分注意してください。

(現地大使館連絡先)

○在マリ日本国大使館

  住所:Avenue du Mali, devant le Ministere de l’Economie et des Finances, Hamdallaye ACI2000, Bamako Mali

  電話(市外局番なし)4497-9220

  国外からは(国番号:223)4497-9220

  緊急携帯電話(夜間、休館日):(市外局番なし)6675-3326

  国外からは(国番号:223)6675-3326

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