●９月７日、マーシャル保健・福祉省は、９月８日よりCOVID-19二価ワクチン（モデルナ社製及びファイザー・ビオンテック社製）の追加接種での使用に関する公告を発表しました。
１ ２０２２年８月３１日、米国食品医薬品局（ＦＤＡ）は、COVID-19ワクチンの緊急使用許可を改訂し、モデルナ社製及びファイザー・ビオンテック社製の新しい二価ワクチンについて、初期接種または追加接種から少なくとも２ヶ月経過後に１回の追加接種ワクチンとして使用することを承認した。２０２２年９月６日、マーシャル政府COVID-19ワクチンタスクフォースは、この新たなCOVID-19ワクチン接種に関する勧告を承認した。
２ この二価ワクチンには、COVID-19の２つの異種株、即ち初期株とオミクロンBA.4及びBA.5株のそれぞれに由来する遺伝物質が含まれている。このワクチン追加接種により、COVID-19に対する予防効果が大幅に高まるとともに、重症化・入院・死亡のリスクを軽減することが出来る。
３ モデルナ社製ワクチンは、１８歳以上の者に対する１回の追加接種用として使用が承認されており、ファイザー・ビオンテックス社製ワクチンは、１２歳以上の者に対する１回の追加接種用として使用が承認された。
４ これまで推奨されてきた追加接種スケジュールは全て新しい追加接種に変更され、初期接種又は（過去の追加接種回数に拘らず）前回の追加接種から２ヶ月以上経過した１２歳以上の全ての者が対象となる。
５ COVID-19感染により自然免疫が形成されることが確認されているが、ワクチン接種により得られる免疫の方がより強く、より長時間持続することが研究で明らかになっている。
６ ＦＤＡは、追加接種に使用されるこれら二価ワクチンを承認するにあたり、一般の人々に対する同ワクチン安全性を確保するために厳密な審査を行った。
７ 保健・福祉省は、COVID-19感染が確認されていない離島部及びCOVID-19に羅患していない追加接種適格者に対し、これら二価ワクチンの接種を優先的に行う。保健従事者は、この二価ワクチンの安全な接種を行うための訓練を受けている。
８ 本ワクチンは、２０２２年９月８日からマーシャルで使用がされる予定。
本発表の原文は、下記URL（保健・福祉省Facebookページ）よりご確認ください。
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