【注意喚起】バルセロナにおける窃盗被害の現状と注意喚起2(強盗・ひったくり等)

バルセロナにおける窃盗被害が急増しています。邦人被害も報告されています。

・強盗・ひったくり等の発生状況と対策についてお知らせします。

1 強盗・ひったくり等の発生状況

(1)スペイン内務省より発表された、スペイン国内での刑法犯発生状況

(2022年第2四半期)によると、2022年1月から6月までにバルセロナで発生した、強盗やひったくり等、暴力を伴う窃盗事件の発生件数は、前年比+33.4%増となっており、国内全体の増加率(+33.0%)とほぼ同率ですが、首都マドリッド(+15.6%)と比較すると非常に高い増加率を示しています。

(2)邦人の窃盗被害は、多くがスリ・置引き等ですが、強盗やひったくりの被害も報告されています。

2 被害に遭わないために

(1)人通りの少ない場所の移動を避ける

昼夜問わず、裏通りなどの人気の少ない場所の移動は避けてください。

深夜・早朝のバスや電車の移動の際は特に周囲に注意してください。

(2)徒歩移動の際は壁に沿って歩き、バッグは壁側に。

ひったくり被害防止のため、特に車両の通行する場所では壁側に沿って歩き、バッグは壁側(車道と反対側)に持ちましょう。

(3)夜間は徒歩移動の距離を最小に

夜間は、人通りの多い通りや広場等でも強盗やひったくりが発生しています。帰りがやむを得ず深夜になる場合は、予め店の出口にタクシーを呼んでおく等して、徒歩移動の距離を最小にするようにしてください。

(4)多額現金等を持っていることを周りに知られない

ひったくり犯が狙っている場合がありますので、街中のATMの利用 は極力避けましょう。バルセロナ市街では、高級時計を狙った強盗が昼夜問わず発生しています。装飾品やブランドバッグ等は、ひったくりや強盗犯人が狙いを定める要素にもなりますので注意をしましょう。

3 被害に遭ったら

相手が凶器を所持している場合がありますので、絶対に抵抗しないでください。近くに警察官の姿が見える場合等は、大声を出すことも一つですが、逆に相手が逆上する場合もあります。

  ひったくりに遭った際は、荷物にしがみつくことはしないでください。引きずられて大けがをしたり、相手から危害を受ける恐れがあります。

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〇在バルセロナ日本国総領事館

住所:Avda. Diagonal, 640, 2a Planta D, 08017, Barcelona

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FAX番号:+(34)93-280-4496/93-204-5439(領事部直通)

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○在スペイン日本国大使館

電話: +(34)-91-590-7600(代表),+(34)-91-590-7614(領事部直通)

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○在ラスパルマス領事事務所

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