新型コロナウィルス(マジュロ環礁内入港漁船における国境感染事例1件の新規発生:7月20日付マーシャル保健・福祉省発表)

●7月20日、マーシャル保健・福祉省は、海事作業部会と共に、国境感染事例として、マジュロ環礁内停泊中漁船の乗組員1名から新型コロナウイルスの感染が確認された旨の報道発表を行いました。

●本事案は国境感染事例であり、マーシャル国内での市中感染は確認されていないとのことです。

●本発表の本文は以下URL(保健・福祉省Facebookページ)よりご確認ください。

https://www.facebook.com/photo?fbid=415417313949212&set=pcb.415382400619370

本件発表の概要は以下のとおりです。

1 7月20日、マーシャル保健福祉省及び海事作業部会は、指定の国境検疫手順に従い実施されたマジュロ環礁入港時検査で、同環礁内停泊中の当地民間漁業関連企業所属の延縄漁船(FV Hua Nan Yu 703号)の乗組員1名から新型コロナウイルスの感染が確認された旨報道発表を行った。本件は国境感染事例の扱い。同漁船は、同民間企業所属の別の延縄漁船(FV Hua Nan Yu 702号)と共に24日前にパラオを出港、指定の国境検疫手順に従い全乗組員のワクチン接種完了、前港であるパラオ出港前検査陰性のいずれも確認済みであった。

2 感染が確認された上記乗組員1名の他、6名から陽性反応がでたが、いずれも回復済みかつ過去の感染に起因する反応であり、他者への感染の恐れはない。

3 両船は、環礁内の安全な場所において14日間、海上警備タスクフォースの監視下に置かれ、その後乗組員に改めて検査を行う。

4 この他にも、上記漁船(FV Hua Nan Yu 703号)の乗組員1名が国立マジュロ病院に緊急搬送され緊急治療室にて処置を受けたが、PCR検査及び迅速抗原検査いずれも陰性、他者への感染の恐れはなく、再検査を経て感染力がないことを確認し帰船済みで、濃厚接触者の扱い。予防措置として同緊急治療室は同20日午後、短時間閉鎖された。

5 マーシャル国内においては、引き続き市中感染は発生してない。海事部門のプロトコルは、リスクの特定及び軽減のため設計されている。

6 現在マーシャルでは、生後6ヶ月以上の者が新型コロナワクチンの接種対象となっている。また、ブースター接種が適格である全ての者については、ブースター接種を強く推奨する。

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在マーシャル日本国大使館

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