ブルガリア国内における初のサル痘症例(2件)の確認

【ポイント】

ブルガリア国内において、サル痘感染者2名が初めて確認されました。

【本文】

○6月23日、ブルガリア保健省は、国内で初めてサル痘の感染者(2名)が確認された旨、次のとおり発表しました。

1 ブルガリア国内で初となるサル痘の感染症例2件が確認された。

2 同感染者2名は41歳と44歳の男性で、いずれも首都ソフィアで入院しており容体は安定している。

3 両名はいずれも過去2週間以内にそれぞれスペイン、英国に滞在歴がある。

○サル痘について

(1)概要

サル痘はリスなどのげっ歯類が自然宿主として考えられ、天然痘同様の症状を伴う急性発疹性疾患です。従来、アフリカに発生する風土病であり、2022年1月以降、カメルーン中央アフリカコンゴ共和国コンゴ民主共和国、ガーナ、ナイジェリアにおいて症例が報告されています。また、2022年5月以降、従前のサル痘流行国への海外渡航歴のないサル痘患者が欧州、米国、中南米等で報告されています。

(2)症状

潜伏期間は5〜21日(通常は6〜13日)、致死率は数%〜10%と報告されています。初期症状は、発熱、悪寒、背中の痛み、筋肉痛、リンパ節の腫れ等であり、発熱後1〜3日で特徴的な発疹が顔や四肢に現れ、口の中や性器、目にも発疹が現れることがあります。臨床的には天然痘と区別が困難です。

(3)予防法

サル痘の流行地では以下のような感染予防対策を心がけ、感染が疑われる場合には、直ちに医師の診察を受けてください。

●症状のある人の飛沫・体液等との接触を避ける。

●石けんと水、またはアルコールベースの消毒剤を使用した手指衛生を行う。有症状者が使用した服、寝具、タオル、食器等に触れる際は特に手指衛生に気をつける。

●サル痘を保有する可能性のあるげっ歯類等のほ乳類(死体を含む。)との接触を避け、野生の狩猟肉(ブッシュミート)を食べたり扱ったりすることを控える。

●イベント等、大勢の集まりに参加する場合は、人と適度な距離を取ること。

(4)治療

  対症療法

【参考】

厚生労働省ホームページ(サル痘について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html

●外務省ホームページ(サル痘の発生状況(サル痘を風土病としない複数国での発生)(その6))

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C054.html

●WHOホームページ(Disease Outbreak New)

https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news

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