セルビア国内施設の爆破予告等に関する注意喚起(5月16日その2)

ポイント

・5月16日(月)午後、ベオグラード市内にある橋(ブランコ橋、ガゼラ橋、パンチェボ橋、アダ橋、新鉄道橋)5か所及び、多数の同市内施設に爆破予告が行われる事案が発生しました。

・また同日8時、ニーシュにある空港でも同様の爆破予告があり、こちらはすでに虚偽の予告であると判明したため、避難等を解除しています。

・3月以降、特に5月に入ってから連日各所において爆破予告が発生しているため、不要不急の外出を控える、家族間での行動指針の策定を行うなどをし、自身とご家族の身の安全の確保に十分ご注意ください。

5月16日(月)午後、ベオグラード市内にある計5か所の橋(ブランコ橋、ガゼラ橋、パンチェボ橋、アダ橋、新鉄道橋)及び多数の市内施設(ベオグラード中央駅、ベオグラード市議会、国立博物館ベオグラード動物園、在ベオグラードロシア大使館<センター地区>、デルタシティ・ショッピングセンター、ゼムン・ショッピングセンター、アダ・モール、スタディオン・ショッピングセンター、コニャルニック・ショッピングセンター、アクアリウム・トロピカリウム<サブスキ・ベナツ地区>、マクドナルド・ペジャニスカ・コサ店、エウロドム<マリ・モクリ・ルーグ地区>、大統領官邸<デディニェ地区、ノビ・ベオグラード地区>、各電力発電所、各浄水所)に爆破予告が行われる事案が発生しました。現時点では、

上記の箇所に爆破予告されたことが確認されていますが、非常に広範囲にわたっており、その他の場所にも爆破予告がなされている可能性がありますので、最新情報の取得に努め、安全が確認されるまでは不要不急の外出についてはなるべく控えるようにしてください。

加えて、同日8時頃、ニーシュにある空港でも同様の爆破予告がありました。報道によりますと、こちらはすでに虚偽の予告であると判明し、安全が確認されたため、避難及び規制を解除したとの事です。

これまで発出した領事メールでもお伝えしましたとおり、3月以降、空港、駅、ショッピングセンター、教育施設等に爆破予告が複数回なされており、特に5月以降は、連日各所において爆破予告がなされています。在留邦人や旅行者の方にとっても日常的に利用している身近な施設や設備がターゲットになりつつあり、いつどこで遭遇するか分からない状況になりつつあります。

これまで実際に爆発したという事例はありませんが、今後の情勢次第では実際に爆発物が設置される可能性もあるため、これまで爆破予告があった場所の他、人が集まりやすい駅やショッピングセンター等の利用頻度を見直し、不要不急の外出を控えるといった対策を取るほか、有事に備えるべく集合場所や対応策を家族間で共有するなど、有事の行動指針の策定を行うなどして、自身とご家族の身の安全の確保に十分ご注意ください。

なお、万が一訪問先にてこうした爆破予告に遭遇した際は、「これまでも爆発がなかったから」と軽率に考えることなく、その場所からの退避を最優先とし、現場にとどまり続けるなど不用意な行動を取らぬよう十分ご注意ください。

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住所: Tresnjinog cveta 13, 11070 Novi Beograd

電話: +381-11-3012800

FAX: +381-11-7118258

領事メールアドレス: consular@s1.mofa.go.jp

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